いわゆるフォルダ機能には対応していないが、繰り返し予約で録画した番組をシリーズごとにまとめて表示する「まとめ表示」は旧モデル同様にサポート。任意の番組を選択して「まとめ表示」に移行することもできるし、「まとめ表示」を無効にすることも可能だ。強化されたのはタブで各種一覧表示を切替可能とした点で、未視聴やジャンル別の録画番組一覧も表示できるようになった。ジャンルを決め打ちにしている点は良くも悪くも同社らしいが、デザイン/使い勝手ともに確実に進化した。
電子番組表は旧モデル同様に最大19チャンネル/12時間表示をサポート。デジタル放送でも広告入りである点は旧モデルから変わっていないが、フルHDテレビの低価格化が進む現状では、多チャンネルのCSデジタル放送を中心に威力を発揮しそうだ。一覧可能なチャンネル数は3/5/7/9/11/15と細かく選択可能で、ブラウン管テレビを接続することも、もちろん配慮されている。またジャンル別に背景を薄めの色で色分け表示するようになり、多チャンネルを一覧表示している場合でもお目当てのジャンルの番組を探しやすくなった。指定したジャンル以外の番組をグレーアウトさせ、お目当ての番組を見つけやすくする「ジャンル別表示」も、もちろん継承されている。
シングルチューナーの「DMR-BR500」で採用されたジャンル別表示、簡単予約も継承している。チャンネル別表示では指定チャンネルの最大8日分を一覧表示する。チャンネル別表示は専門チャンネルでの録画予約や、曜日毎に放送話数や時間が変わることも珍しくない再放送枠での連続番組の録画予約に便利だろう。
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