数年に一度しか大きな改良がないという点で、ほかの機能より重要といえるのが、ユーザーインタフェースだ。DIGAシリーズのデジタル放送世代の製品ではトップメニューを大幅に絞り込んだメニュー構成を採用し、モデルチェンジごとに小さな改良を続けてきた。本機ではトップメニューを「スタートメニュー」と改めて項目数を拡大し、メニュー階層を下まで辿らなくても、より多くの機能を呼び出せるようになった。また、BD/DVDメディアやSDメモリーカードがセットされている場合にはスタートメニューにそれぞれのメディアにアクセスする項目を追加表示することで、ドライブ切替操作をほとんど不要としている。
デザインが少々古めかしくなっていた録画番組一覧はデザインを一新。画面横幅を一杯に使った一覧となり、全てに静止画サムネイルが追加された。フォーカスしている番組の動画サムネイルが画面左上に表示されるのは旧モデルと同じだが、同時に拡大表示して番組名がより見やすく、詳細な情報が確認できるようになった。
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