ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは11月12日、デジタルフォトフレーム販売動向調査を発表した。家電量販店におけるデジタルフォトフレームの販売実績は急拡大しており、2008年1月と比較して6月には8.2倍、直近の10月では13.4倍を記録したという。
GFKジャパンでは市場が急拡大している理由について、4月末に同市場へ再参入をはたしたソニーなど新規メーカーがきっかけになっていると分析する。「途中参入ながら10月時点でシェア1位(1月〜10月合算)。さらに新規参入のテクタイトも6月から販売実績を伸ばしており、同シェア2位と今年に入ってからメーカー数、製品数ともに着実に増加している」という。
これらを受け、GFKジャパンでは当初の約9.5万台と推定していた市場予想を大幅に上方修正。2008年通年の販売台数は約23万台に達する見込みで、前年比約8倍と家電製品の中でもとりわけ大きな伸びになると予想している。
「市場は全体的な盛り上がりを見せている。年末にかけてはクリスマス商戦における“ギフト需要”に加え、年末年始での“帰省需要”も期待され、さらなる販売増が見込まれる」(GFKジャパン)
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