もはやオフィスの定番になりつつあるボトル入りの粒ガム。1本800円前後とガムとしては高価だが、仕事中の気分転換や眠気防止のため、机の上に常備している人は多い。
そんなボトルガム愛用者向けに開発されたのが、タカラトミーが5月に発売する「ガチャガム」だ。
ガチャガムは、“ガチャマシーン”タイプの粒ガムディスペンサー。丸い透明ケースにボトルガムを詰め替え、ダイヤルを回すと粒ガムが1つ出てくる。「ガムディスペンサーはよくある商品ですが、大抵の場合は丸いガム専用。付属のガムを使い切った後は、放置されてしまうことも多いようです」(同社)。
オフィス需要で売上げを伸ばしているボトルガムに着目し、長く使えるようにしたガチャガムは、粒ガムディスペンサーならではの機能性も備えている。例えば、背面にボトルガムの“捨て紙”を入れておく専用ポケットを用意。取り出し口には、ホコリなどの混入をふせぐ“ふた”を取り付けることもできる。ガムを食べるたびにボトルのふたを開けて指をつっこむより清潔に使えるという。
また、タカラトミーは販売プロモーションでロッテと協力。「キシリトール」や「ブラックブラック」といったロッテのボトルガムなら、ガチャガムに直接差し込んで使えるようにした。方法は簡単。ガチャガムの透明ケースを外し、ふたを取り外したボトルを突っ込んで回すだけ。ガチャガムの本体はロッテのボトルがぴったりはまるように作られているのだ。見た目は少々味気ないが、確かに手間は省けて省スペースにもなる。
ガチャガムは、ライムグリーン、ミントブルー、フルーティーピンク、パッションオレンジ、ベリーレッド、リフレッシュブラックの5色をラインアップする予定。またオリジナルのデザインを楽しみたい人のために、同社サイトでは専用の着せ替え用テンプレートを提供する計画。これをプリントして切り抜くと、ガチャガムにぴったりはまるという。
ガチャガムの価格は各1554円。ボトルガムおよそ2本分で導入できる。
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