タカラトミーアーツは2月24日、初めての新製品商談会を開催し、流通業者向けに今後の商品戦略を説明した。同社は、タカラトミー傘下のユージン、ユーメイト、ハートランド、すばる堂の4社を統合し、2009年1月1日付けで設立された新会社。カプセルトイやぬいぐるみの分野でそれぞれ強みを持つ4社だが、最初の新規開拓カテゴリーと位置づけたのは“働く女性たち”だった。
同社キャンディ企画部の若桑めぐみ氏は、「不況下でなかなか良いニュースを聞かない昨今。まずOLさんたちを元気にして、社内の雰囲気を変えていきたい」と話す。そのためにタカラトミーアーツ社内には「OL応援課」を新設。働く女性のライフスタイルに合わせ、オフィスで使える実用的なアイテムから、仕事の合間やオフの時間に楽しめるエンターテインメントまでをカバーする新製品を相次いで投入する。
実用アイテムとしては、オフィスの乾燥からお肌を守るUSB加湿器「うるおいくう缶」、エンターテイメント分野ではLOHAS志向の太陽光発電インテリア「太陽の恵み」シリーズや、育成要素など面倒な部分を廃して「ゆる〜く遊べる」電子ペット玩具「Yuruppy」(ゆるっぴ〜)などを展開する。展示会場では、それぞれのアイテムを実際に触ることができた。
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