橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第15回
寝起きの一発で気分スッキリ――バンダイ「ガンオクロック」(1/2 ページ)
「春眠暁を覚えず」という言葉通り、この季節はやたらと眠い。ワタクシも先日、大事な用事の日に寝坊して、遅刻しそうになって慌てたことがある。寝坊を防ぐためには大音量の目覚まし時計を使うに限るが、二度寝してしまうこともあるので要注意だ。いくらスヌーズ機能があろうとも、元のスイッチを切ってまた眠りについてしまっては意味がない。
そこで注目したいのが、今回紹介する「ガンオクロック」。この目覚まし時計、なんとアラームを解除するために射撃を行わなくてはならないのだ。的に当たらなければずっと鳴り続けてしまうという恐るべきオモチャなのである。
しかもこの商品、時計としてではなく、純粋に射撃ゲームとしても使える。射撃というのはオトコの本能に訴えかける不思議な魅力があるものだが、だからといっていいトシした大人が子ども向けの射撃ゲームを買うのもなんとなくためらってしまう。しかしこの「ガンオクロック」なら話は別だ。あくまでも“目覚まし時計”なのであり、胸を張って買えるのではないだろうか。温泉街で射撃に夢中になった経験がある人にはぜひトライしていただきたい。
時計本体から的がポップアップ
お値段は楽天市場の某店で税・送料込み4024円だったのを購入。目覚まし時計としてはチト高いが、まあ付加価値を考えればこんなものだろうとは思う。届いたパッケージを開けると、時計本体と専用ガンが収納されている。本体は白い樹脂性の筐体で、正面のパネルが黒。上部に的が収納されており、本体を裏返すと重みで的がポップアップする。上部には的のほかに操作ボタンとスピーカーの穴が搭載されており、操作ボタンは左右のSELECT(選択)ボタンと、ALARM/CANCELボタン、OK/SETTING(決定)ボタンの計4つ。的をたたんだ状態を見ると、ただのデジタルアラームクロックにしか見えない。シンプルでどんな部屋にも合うデザインだとは思うが、樹脂の質感などはちょっと安っぽく感じる。
一方の専用ガンだが、こちらはさらにオモチャっぽい感じで、リアルさはみじんも感じられない。まあ値段が値段だけに仕方ないだろう。銃口には赤外線を発信するユニットが付けられており、トリガーを引くと上部がスライドしてバチンと音がする。まるで昔懐かしい銀玉鉄砲を撃ったような、乾いた感触だ。実際に弾が飛び出るわけではないので、撃った実感が得られるようにこのような仕掛けにしたのだろう。
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