東芝がBlu-ray Discの事業化を検討しているという一部報道に対して、同社広報は6月25日、「可能性としてはあるが、具体的な製品計画はない」とコメントした。
6月25日付けの日刊工業新聞によると、24日に行われた株主総会で東芝の西田厚聰社長(現在は会長)は、SDメモリーカードの将来的な規格開発などで、BD陣営との協力が重要になるとして、BDAへの加盟や事業化の可能性を示唆したという。
東芝は、2008年2月にHD DVD事業の終息を宣言。当時はBD製品の展開について「検討していない」(西田氏)と明言していたが、既に1年以上が経過し、事業を取り巻く環境も変化している。「さまざまな要望があるのは承知している。柔軟に対応していきたい」(広報)。
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