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赤外線コントロールのかわいいロボット 「マイクロドロイド」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第20回(1/2 ページ)

» 2009年07月21日 20時48分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 映画の「スター・ウォーズ」で思い出されるのは、第一作(エピソード4)を小学校低学年のころに映画館で観たときのことだ。まだ字幕の漢字が読めなかったので、いちいち親に字幕を読んでもらった記憶がある。そのときはストーリーもよく理解できなかったが、見たこともないようなデザインのメカや乗り物がたくさんでてきて感動しまくった。中でも一番好きだったのが、ロボットの「R2-D2」である。「スター・ウォーズ」の世界では「ドロイド(Droid)」と呼ばれていたのだが、とにかくそのデザインは衝撃的だった。ロボットといえば“人型”のイメージがあった自分の固定観念は、R2-D2によって完全に覆されたのである。

photo マイクロドロイド「R2-Q5」の海外向けパッケージ。(c)Lucasfilm Ltd.&TM.All rights reserved.Used under authorization.

 そんなわけで、当時R2-D2の小さなオモチャを買ってもらったときも、とてもうれしかった。その感動を呼び起こしてくれるのが、今回紹介する「マイクロドロイド」。この商品、高さが7センチにも満たない小さな模型なのだが、驚くことにこのサイズでワイヤレスコントロールが可能だ。赤外線で操縦できるほか、光ったり音を出したりもできる。今回はamazon.co.jpで、税・送料込み2153円で売っていたので衝動買いしてしまった。

ブラックボディの「R2-Q5」を選択

 実はこのシリーズ、発売されたのは2005年7月。長らく売れ続けてきた商品だったのだが、今年の春に海外パッケージになって米国で本格的に販売することになった。このため、入手した製品も海外向けパッケージになっているが、説明書は日本語のものが入っているのでご安心を。米国は日本以上に「スター・ウォーズ」の熱狂的ファンが多いので、けっこう売れるのではないかと思う。

 ラインアップは「R2-D2」をはじめ「R2-Q5」「R5-D4」「R5-2X」などさまざまな種類があるが、今回ワタクシが購入したのはR2-Q5である。定番のR2-D2とどちらを買うかかなり迷ったのだが、R2-Q5の精悍(せいかん)なブラックボディに引かれてしまった次第だ。

photophoto コンパクトな本体。単三形乾電池を横に並べてサイズを比べる(左)。前足にモーターを内蔵している(右)

 届いた実物を見てみると、やはりかなり小さい。まさに手の平サイズだ。値段が値段だけに質感はあまり高くない。ツヤのある黒い塗装がチープさを醸し出しているが、それでもこのフォルムは紛れもなく「スター・ウォーズ」のドロイドだ。その特徴あるデザインを見れば、子どものころに味わった感動を十分に味わえる。ずっと見ていたら、やっぱりR2-D2のほうも欲しくなってしまった。衝動買いはイカンと思いつつも、今にも買い足してしまいそうな自分がコワイ。

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