ちなみにコントローラーはライトセーバーの形をしている。電池はボタン電池のLR44が4枚。本体に2枚、コントローラーに2枚セットする必要があるが、購入時はテスト用電池が入っているので、パッケージから取り出せばすぐに遊べる。電池カバーはネジ止めになっていて、交換時には精密ドライバーが必要だ。
遊び方は、コントローラーと本体の両方に付いているスイッチをオンにして、コントローラーの操縦ボタンを押すだけ。モーターは3本の足のうち、前側の1本のみに内蔵されている。操縦ボタンはAボタンとBボタンの2つで、Aボタンを押すと前進し、Bボタンを押すと足が横を向いて左向きにバックターンする。ふつうのラジコンのように、前後左右に自由に動けるわけではないので注意しよう。
本体をオンにすると、目のランプがピカッと1回光る。ランプは操作ボタンを押している間はずっと光るようになっていて、ボタンを放すと消える。部屋を暗くしたまま動かすと、けっこう雰囲気が出るのだ。ちなみにAボタンを押している間は、首を左右に小刻みに振る仕掛けになっていて、小気味よいアクションが楽しめる。
Bボタンを押し続ければ、左バックターンしながらその場でグルグル回り続けるので、これで方向を決めてAボタンを押して前進させれば、狙った位置に動かせる。操縦ボタンが2つだけとシンプルだが、意外と飽きないものだ。説明書によると、コントローラーからの信号到達距離は約1.5メートルだそうだ。赤外線なのでコントローラーの向きによっては反応が鈍くなるときもあるが、手元に置いて遊ぶケースが多いだろうから、それほど問題はないだろう。
操縦ボタンを押し続けている間は効果音も鳴る。あのドロイド特有のピポッという音が出るので、雰囲気たっぷりだ。ただし音が出るのはコントローラー側からで、本体からはモーター音が聞こえるだけ。このあたりはちょっと残念だ。できれば音も本体から鳴るようにしてほしかった。
あと、コントローラーと本体の2つのスイッチをいちいちオンオフするのも少し面倒だ。オートパワーオフ機能などがあると良かったのだが、値段が安いので仕方ない。サイズが小さく、デスクの上のちょっとしたスペースで気軽に遊べるので、気分転換に遊ぶのにはぴったりのオモチャだと思う。「スター・ウォーズ」のファンはもちろん、無線操縦グッズ好きの人にもオススメだ。コンパクトな無線操縦ロボットとしてぜひ注目していただきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR