三洋電機は8月24日、デジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品「DMX-CG11」を9月11日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
1280×768ピクセルのハイビジョン動画を撮影可能で、本体に備えたミニHDMIによってケーブル1本でテレビと接続可能なほか、Eye-Fi連動機能も備えており、対応カードを装着することでワイヤレスでのデータ転送にも対応する。
搭載する撮像素子は1/2.33型 有効1000万画素(静止画撮影時)/約828万画素(動画撮影時)で、静止画は最大4000×3000ピクセル(12M撮影モードは画素補完による)、動画は1280×720ピクセル(30fps/9Mbps)の撮影が行える。各ファイルフォーマットは静止画がJPEG、動画がMPEG-4 AVC/H.264(拡張子は.MP4)となっている。
レンズは35ミリ換算38〜190(静止画撮影時)、40〜200(動画撮影時)の光学5倍ズームレンズで、F値は3.5-3.7。最大12倍のデジタルズームと電子式手ブレ補正(静止画/動画ともに有効)も備える。モニターには3型(23万画素)の低温ポリシリコンTFTカラーワイド液晶を搭載する。
限定モデル「DMX-WH1E」と同様、無線LANで各種WebサービスやPCのストレージへデータを転送できる無線LAN内蔵SDメモリーカード「Eye-Fi」(別売)との連係機能も備えた。本体からの設定で無線LANを利用した転送のオン/オフのほか、アクセスポイント設定、バッテリー残量に応じた自動転送オフ機能などが利用できる。動画対応製品「Eye-Fi Share Video」にも対応している。
付属充電池による使用可能時間は、動画連続撮影が約70分(実撮影約40分)、静止画撮影が約180枚(CIPA規格による)。サイズは72(幅)×112.8(高さ)×38(奥行き)ミリ、約173グラム(本体のみ)。
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