ボーズは10月13日、iPod/iPhone用スピーカーシステム「SoundDock 10 digital music system」を11月21日より販売開始すると発表した。価格は7万7700円。
現在販売されているSoundDockシリーズ(「SoundDock SeriesII system」「SoundDock portable system」)の最上位に位置する製品。「これまでのiPod向け一体型システムではなし得なかったサウンドを実現した、プレミアムなシステム」(米Bose Home Entertainment Division Product Manager クレッグ・ヘンリクソン氏)という自信作だ。
「サイズやデザインを犠牲にせず、音質については妥協をしないこと」を開発目標とし、効率性を従来比4倍に高めたウーファーを新開発したほか、管共鳴の原理を利用した「ウェーブガイドテクノロジー」も新製品にあわせて専用設計となっており、サブウーファーを用いることなく、コンパクトボディでの重低音再生を実現している。
中高域の再生は「ツィドラー」ドライバによって行われる。発生する振動をiPod/iPhoneに伝えないために独自の制振設計が施されているほか、発生した熱が煙突効果によって上部から排出されるよう、廃熱処理にも神経が注がれている。
「限界を設けることなく、どこまでiPodをいい音にできるか?を想定して挑戦した。結果、その目的に達成できたと思う。ツィドラーや新ウーファー、DSP、ウェーブガイドなど、徹底的に取り組んだ結果、エンジニアも驚くほどのものができた」(ヘンリクソン氏)
Dockコネクタを備えた第4世代以降のiPodシリーズ各製品ならびにiPhone 3G/3GSに対応しており、別売の「Bluetooth dock」(2010年春発売)を用意すればBluetooth対応携帯電話などのサウンドを奏でることできる。3.5ミリステレオミニジャック入力と映像(コンポジット)出力も備える。サイズは431(幅)×223.5(高さ)×244(奥行き)ミリ、8.4キロ。
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