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オンキヨー、オールインワンコンポ「FRシリーズ」に新モデル「X-N7EX/X-N9EX」

» 2010年06月03日 17時23分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは6月3日、1998年から続く「FRシリーズ」の新モデル「X-N7EX」を6月30日、「X-N9EX」を7月10日に順次発売すると発表した。いずれもCDプレーヤー/MDデッキ/ラジオチューナーを搭載した本体と単体スピーカーをセットにしたオールインワンコンポだ。価格はオープン。

photophoto 「X-N7EX」(左)、「X-N9EX」

 デジタルオーディオプレーヤーを接続できるステレオミニ端子、USBメモリー端子を備え、デジタル音源の再生も可能にしている。USBメモリーに記録したMP3/WMA形式の音楽データをダイレクトに再生できるほか、CD/MD/FM・AMラジオなどからUSBメモリーへMP3形式での録音も可能だ。

 別売りのデジタルメディアトランスポート(ND-S1)を使えば、iPodの音声データを音質劣化の少ないデジタル形式のまま伝送できる。RIケーブル接続では本機のリモコンからiPodの再生や曲送りなど主要な操作を行える。USBケーブル接続によりPCのiTunesと同期したりiPodの充電も可能だ。

 アンプ部には高級オーディオと同じディスクリート構成と呼ばれる設計手法を採用し、既製ICチップを使う普及型とはひと味違う回路設計を施した。アルミ素材のフロントパネルや高剛性のシャーシにより筐体振動を抑え、基盤間のノイズ干渉を低減する内部レイアウトとした。小さな音量でもノイズを抑える「オプティマム・ゲインボリューム」も搭載する。

 ウーファーには上級機種に搭載される13センチメートル径の「A-OMFモノコックコーン」、磁気回路には8センチメートル径の大型マグネットを採用した。ツィーターの3センチメートル径リング型ユニットにより、20kHz近くまでのピストンモーション領域を実現したという。

 X-N9EXは、X-N7EXに特別仕様を施した上位モデル。スピーカーキャビネットを大容量化し、天然木による突き板仕上げとした。バスレフダクトには振動の影響を抑える「アドバンスド」仕様を採用したほか、光デジタル出力端子を装備し拡張性も高めている。

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