LGエレクトロニクス・ジャパンは9月27日、LEDバックライト搭載の液晶テレビ“INFINIA”5シリーズ全10モデルを11月より発売すると発表した。液晶テレビではグローバル展開をしている同社だが、今回日本市場に投入するのは「十分にマーケティングを行い、ローカルニーズを取り込んだ日本向けのモデル」(李揆弘社長)だという。
ラインアップは、フラッグシップモデルと位置付けられる「LX9500」「LE8500」、ミッドレンジの「LE7500」、パーソナルサイズの「LE5500」「LE530」の5シリーズとなる。全モデルにLEDバックライトおよびIPSパネルを採用するほか、日本市場に合わせてUSBハードディスクへの録画とアクトビラにも対応させた。
最上位の「LX9500」は3Dトランスミッターを内蔵し、アクティブシャッター方式の3Dメガネを付属。フレームシーケンシャル方式のフルハイビジョン3Dコンテンツを視聴できる。対応する3Dフォーマットはサイドバイサイド/トップアンドボトムとなっている。
「LX9500」には、1秒間の画像コマ数を通常の4倍となる240コマ表示するとともに、バックライトLEDをエリアごとに点滅させる「TruMotion」により、8倍速相当(480Hz)で駆動させ、動きのある映像もなめらかに表示できるという。
この「LX9500」と「LE8500」に搭載されるLEDバックライトは、ローカルディミングを細かくを制御できる「直下型」と、薄型デザインをもたらす「エッジ型」を良さを融合した「Full LED Slim」を採用している。LED発光部と偏光板を組み合わせたパネルモジュールを画面全体に敷き詰めることで、最大240カ所(55LX9500)にエリア分割してLEDの発光を制御できると同時に、最薄部23ミリの薄型デザインが可能になったという。
「LE7500」「LE5500」「LE530」の3シリーズは通常のエッジ型LEDパネルを採用し、「LE7500」「LE5500」は倍速駆動となっている。全モデルにダブルチューナーを搭載し、裏番組のUSB HDDへの録画を実現している。リモコンは人間工学に基づき、背面に指を欠けられるくぼみを設けるなど、使いやすさを優先して設計されている。本体下部に配置されたチャンネル操作にタッチセンサーを導入したほか、スタンドには左右最大20度の首振り機能も持たせている。
シリーズ | LX9500 | LE8500 | LE7500 | LE5500 | LE5300 | |||||
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画面サイズ | 55V型 | 47V型 | 42V型 | 37V型 | 32V型 | 42V型 | 32V型 | 32V型 | 26V型 | 22V型 |
3D対応 | ○ | ― | ||||||||
バックライト | Full LED Slim | LEDバックライト | ||||||||
チューナー | 地デジ×2、BS/110度CS×2 | |||||||||
USB HDD録画 | ○ | |||||||||
アクトビラ | アクトビラ ビデオ フル対応 | |||||||||
HDMI | 4系統 | 2系統 | ||||||||
実売想定価格 | 48万円前後 | 40万円前後 | 22万円前後 | 16万円前後 | 15万円前後 | 17万円前後 | 14万円前後 | 13万円前後 | 10万円前後 | 8万円前後 |
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