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スタックス、ハイエンドイヤースピーカーシステム「SRS-4170」と標準モデル「SRS-3170」

» 2010年10月08日 15時06分 公開
[富永ジュン,ITmedia]
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 スタックスは、イヤースピーカーシステムのハイエンドモデル「SRS-4170」とスタンダードモデル「SRS-3170」を11月1日に発売する。価格はそれぞれ13万9650円、9万6600円。

PhotoPhoto イヤースピーカーシステムのハイエンドモデル「SRS-4170」(左)とスタンダードモデル「SRS-3170」

 SRS-4170は、ハイエンドイヤースピーカー「SR-507」と同じ発音体を採用したイヤースピーカー「SR-406(Signature)」と真空管を出力段に採用したドライバーユニット「SRM-006tS」を組み合わせたイヤースピーカーシステムだ。SRM-006tSは、2系統のRCA入力端子と二重軸4連ボリュームを備え、XLRフルバランスのソースに対応し3系統切り替えが可能だ。初段でローノイズFETをひとつずつ測定した上で結合し、入力から出力までカップリングコンデンサを一切使用しない完全DC直結回路により、SR-407の性能を引き出している。

 SRS-3170は、上位機種と同じスーパーエンプラのダイアフラムを採用した「サウンドエレメント」搭載のイヤースピーカー「SR-307」と、全段直結バランス出力回路構成の半導体式DCアンプ「SRM-323S」を組み合わせたもの。SR-307はPC-OCC導体の低容量平行ケーブルと金メッキプラグを採用することで信頼性を高めた。SRM-323Sでは、高耐圧ハイポーラトランジスターのエミッタフォロワー回路を採用して駆動能力を高めたほか、SRM-006tS相当の電源トランスを採用し手余裕あるドライブを実現した。

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