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ちょっとおせっかいな貯金箱、バンクマンの物語草食系と肉食系

» 2010年10月14日 22時37分 公開
[ITmedia]
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 バンクマンは貯金箱です。つぶらな目に輪ゴムのような口。一見、貯金箱には見えない愛嬌(あいきょう)のある顔をしていますが、本当に貯金箱です。

 バンクマンは、ちょっとお節介でおしゃべりです。表情豊かにしゃべったり歌ったりします。しかも肉食系と草食系の2種類がいて、それぞれ性格が違います。

photo 肉食系バンクマン。がっちり5万円を貯めたい人向け

 肉食系は500円玉しか受け付けません。目標金額の5万円をためるため、あなたにハッパをかけます。座右の銘は「金持ちけんかせず」「金は天下の回り物」。

 一方の草食系バンクマンは100円玉専用で、目標金額も1万円と堅実なコツコツ派です。座右の銘は「塵も積もれば山となる」。草食系なので、煮物とサラダが好物だそうです。でも本当は、単三形アルカリ乾電池3本(別売)だけで満足してしまいます。

 バンクマンは意外と多機能です。あなたがいつから貯金をはじめ、順調に進んでいるかどうかを常にチェックしています。もし毎日コインを入れているなら、バンクマンはご機嫌。「きみは毎日貯金してくれる。素晴らしい!」(肉食系)。「うんうん、続けるって素晴らしいね。貯金ありがと」(肉食系)。しかも、投入されたコインの数をしっかり憶えていますから、いつでも合計金額を教えてくれます。そしてきりのいい数字になると、「にこにこにっこり2000円」(草食系)などと教えてくれたりもします。

 でも、あなたが貯金をさぼったりすると、お金をためてもらいたい一心で、いろいろとお節介なことを言ってしまいます。「今日も入れてくれないつもりかな」(草食系)、「本当に本当に本当に貯金しなくていいの? 後悔するよ!」(肉食系)。さらに目標金額に達する前にお金を取り出してしまったりすれば、「もう使っちゃうなんて、開いた口がふさがりませんな」(肉食系)、「はあ〜今までの苦労が水の泡」。とても耳が痛いです。

photo 草食系バンクマン。100円玉専用で、1万円貯まるまでコツコツサポート

 バンクマンの気分はあなたの貯金次第です。見事に目標金額に達したら、バンクマンのテンションも最高潮。「い!い!1万円!おめでと!」(草食系)。「おめでと!おめでと!5万円!あんたはえらい 5万円」(肉食系)。

 そんなバンクマンは、先輩のしゃべる時計「クロックマン」をひそかにライバル視しています。

 クロックマンのほうがスリムだから、ではありません。

 顔のパーツが同じだから、でもありません。

 しゃべる貯金箱として、しゃべる時計が気になるのです。しかも、バンクマンにも時計機能があります。「6時です。時計じゃないのに正確な僕」(草食系)。

 バンクマンは、タカラトミーという会社から11月11日に発売されます。価格は5775円と、貯金箱としては少々お高いですが、まずはバンクマンを買うために貯金をはじめてみてはいかがでしょう。「目標にちょっとずつ近付く喜び!う〜ん、快感」(草食系)。

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