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日立、録画機能充実のWoooハイエンドモデル「XP07シリーズ」レコーダー並み?(2/2 ページ)

» 2011年03月16日 14時07分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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映像エンジンも一新

 映像エンジンは、LSIを一新した「PictureMaster3」に進化。新たにアドバンスド3次元ノイズリダクション、3次元デジタルカラーマネジメント2、アドバンストダイナミックコントラスト2といった処理を加えた。もちろん超解像技術「ピクセルマネージャー」も搭載。入力信号の殻が素の情報から映像の部分ごとに分析し、データ圧縮の仮定で認識されなくなったデータを復元するとともに、斜め方向の解像度と画面全体の解像感を向上させる。

 プラズマモデルは500万:1のコントラスト比を持つ「ダイナミック・ブラックパネル」。外光の反射を低減する「ダイレクトピュアカラーフィルター」で黒の白浮きを抑える。

新フィルターの効果はテレビを消しているときにも分かる。黒が濃いのが新製品だ(左)

 一方の液晶モデルには、178度の視野角を持つIPSパネルにエッジ式のLEDバックライトを組み合わせた。42V型と37V型には倍速駆動を採用し、バックライトスキャニングと組み合わせて動画ボケを抑える。

 自動画質調整機能の「インテリジェント・オート高画質3」は、新型のセンターで強化。室内の照明器具を判別して画質を調整する機能では、普及が進んでいるLED照明に対応。室内でLEDシーリングライトなどを使っている場合でも適切な色温度でテレビを楽しめるという。

LEDシーリングライト使用時の色温度の変化を補正する(左)。インテリジェント・オート高画質3では、日立の木を使って省エネ動作を知らせてくれる(右)

 ネットワーク関連では、新たにニコンの「my Picturetown on TV」をサポート。Woooユーザー専用ポータル「Wooonet」を介してアクセスできる。もちろん「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」や「テレビ版Yahoo!JAPAN」(動画チャンネル)、「TSUTAYA TV」なども従来機種から継承している。

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