シャープ製LED電球のE17口金で電球色タイプは、シャンデリアタイプをのぞくと調光器対応の「DL-J40AL」と、今回紹介する「DL-JA42L」の2種類が用意されている。全光束が250ルーメンのDL-J40ALと比べるとDL-J42ALは400ルーメンとかなり明るい。E17口金で400ルーメンを超えている製品は他社でも少なく、明るさを求めるユーザーには要注目といえる。
メーカー/製品名 | 消費電力 | 全光束 | 購入時の価格 |
---|---|---|---|
・東芝ライテック“E-CORE”「LDA4L-E17」 | 4.3ワット | 250ルーメン | 1980円 |
・三菱電機オスラム“PARATHON”「LDA5L-H-E17」 | 4.5ワット | 260ルーメン | 2180円 |
・日立アプライアンス「LDA7L-E17」 | 7ワット | 360ルーメン | 3680円 |
・パナソニック“EVERLEDS”「LDA6L-E17」 | 6ワット | 390ルーメン | 2980円 |
・シャープ“ELM”「DL-JA42L」 | 5.2ワット | 400ルーメン | 3580円 |
・東芝ライテック“E-CORE”「LDA5L-E17」 | 5.4ワット | 410ルーメン | 3580円 |
まとめ:シチュエーション別ランキング | |||
シャープのLED電球は白く細いリブが入った放熱フィンが独特だが、DL-JA42Lも基本的に同系統のデザインだ。サイズは35(直径)×68(長さ)ミリと全長が少し長め。質量は47グラムと東芝やパナソニックに比べて少々重い。
全光束で400ルーメンというスペックは、今回紹介する中では東芝の“E-CORE”「LDA5L-E17」に次ぐ明るさを誇る。E26口金タイプでも中堅クラスの明るさに匹敵するため、低価格モデルの暗さに不満がある人はこの製品を検討する価値は十分にあるだろう。E17口金の40ワットの白熱電球はJEL(日本電球工業会規格)規格値では440ルーメンとなっているため、パッケージには白熱灯25ワット相当と記載されているのだが、直下照度に限れば白熱灯50ワット相当だ。ダウンライトなどの用途なら40ワットの白熱灯よりも明るいと思っていい。
消費電力は5.2ワット。価格も3580円と少々高価だが、明るさを考えれば納得できる範囲だと思う。密閉形器具には対応しているが、調光器具には非対応で、定格寿命は4万時間となっている。
それでは実際に取り付けた印象をリポートしよう。今回の特集では洗面所・リビング(和室)・スポットライトによる間接照明(洋室)の3パターンで、それぞれさまざまなタイプの白熱灯と比較した。
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