前回までは各社のE17口金の電球形LEDライトを1つずつ紹介してきた。今回はこの特集のまとめとして、シチュエーションごとのベスト3ランキングを紹介したい。
ランキングの決定にあたっては、明るさや色味、光の広がり方に加えて、消費電力の少なさやサイズなどのスペックも含めて総合的に判断した。また、今回のLED電球を購入した「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」の価格をもとに、コストパフォーマンスも材料の1つとしている。
メーカー/製品名 | 消費電力 | 全光束 | 購入時の価格 |
---|---|---|---|
・東芝ライテック“E-CORE”「LDA4L-E17」 | 4.3ワット | 250ルーメン | 1980円 |
・三菱電機オスラム“PARATHON”「LDA5L-H-E17」 | 4.5ワット | 260ルーメン | 2180円 |
・日立アプライアンス「LDA7L-E17」 | 7ワット | 360ルーメン | 3680円 |
・パナソニック“EVERLEDS”「LDA6L-E17」 | 6ワット | 390ルーメン | 2980円 |
・シャープ“ELM”「DL-JA42L」 | 5.2ワット | 400ルーメン | 3580円 |
・東芝ライテック“E-CORE”「LDA5L-E17」 | 5.4ワット | 410ルーメン | 3580円 |
E17口金のミニタイプ電球を洗面所で使う場合、E26口金のLED電球をメインにしてミニタイプLED電球はサブとして使う人もいれば、スペースが狭かったり、2つとも点灯させるのは面倒だったりといった理由によりミニタイプだけで済ませたいという人もいると思うので、明るさよりも価格の安さを優先する「価格重視」の場合と「明るさ重視」の場合と2パターンを考えてみた。
まずは価格重視の場合だ。
今回の撮影場所では、洗面台の真上にE17口金のミニライトがあるほか、入口近くにもう1つE26口金のライトが付いている。こちらをメインの照明に使って、ミニライトのほうは鏡を見る際のサブとして使うのであれば、それほど明るさを求めなくてもいいわけだ。現状ではE17口金のライトのほうがE26口金よりも価格が割高なので、このような選び方は現実的だと思う。
コストパフォーマンスにおいてもっとも魅力的なのは、やはり東芝ライテックの“E-CORE”「LDA4L-E17」だ。今回紹介する中では唯一、2000円を切る低価格であり、全光束は250ルーメンと低いながらもサブとして使うなら十分だ。
2位は三菱オスラムの“PARATHON”「LDA5L-H-E17」で、実は色味は白っぽく洗面所にはこちらのほうが合うと思う。ただしこの製品は定格寿命が2万5000時間と短く、コストパフォーマンスを考えるとどうしても不利になってしまうので2位とした。3位はパナソニック“EVERLEDS”「LDA6L-E17」で、価格は2980円と高めだが全光束は390ルーメンと大幅に明るくなる。
次に価格の安さよりも明るさ重視で選んでみよう。
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