いよいよ夏本番といった陽気になった。今回からは、クールな白色系LED電球を紹介していこう。第1回はNECライティングの“LIFELED’S”「LDA8N」。光色は昼白色で、実売が2000円以下で550ルーメンと明るい。コストパフォーマンスに優れた製品だ。
メーカー | 型番 | 全光束 | 消費電力 | 購入時の価格 |
---|---|---|---|---|
NECライティング | LDA8N | 550ルーメン | 7.5ワット | 1780円 |
パナソニック | LDA6NH | 485ルーメン | 6ワット | 1780円 |
シャープ | DL-LA41N | 485ルーメン | 7.5ワット | 1780円 |
日立アプライアンス | LDA7DA | 480ルーメン | 7.3ワット | 1980円 |
三菱電機オスラム | LDA7D-H | 470ルーメン | 6.9ワット | 1980円 |
東芝ライテック | LDA6N/2 | 485ルーメン | 6.3ワット | 2380円 |
東芝ライテック | LDA8N-G | 580ルーメン | 7.7ワット | 3680円 |
パナソニック | LDA9DH | 825ルーメン | 9.2ワット | 4480円 |
東芝ライテック | LDA9N | 850ルーメン | 9.4ワット | 4480円 |
ユニティ | X15-CJ | 1300ルーメン | 16.6ワット | 5980円 |
LED電球を買う際、白熱灯からのリプレースということで電球色を選ぶ人は多いと思うが、夏場などは白色系のほうが涼しい印象だし、リビングで本を読んだり学習したりする機会が多い人の中には、白い光ではないと落ち着かないという人もいるだろう。
白色系のLED電球は大きく分けて「昼白色」と「昼光色」の2種類がある。昼白色は色温度がおよそ5000〜5500ケルビンで、昼光色は色温度が6500〜7500ケルビンくらいだ。電器店の店頭でサンプルを見比べると、昼光色が青みがかって見えるのに対し、昼白色は黄色っぽく見える。
電球形蛍光灯の場合、この2つに電球色を加えて計3種類のラインアップとなっているメーカーが多いが、LED電球の場合、白色系は昼白色と昼光色のどちらか一方しか出していない会社が多く、両方出しているメーカーは少ない。つまり昼白色と昼光色のどちらを選ぶかを決めた時点で、購入するメーカーが限られてしまうことになる。
LDA8Nは昼光色タイプで、価格は今回紹介する中では最も安価な1780円(ヨドバシカメラマルチメディアAkiba調べ)。この価格帯だと全光束が500ルーメン以下のものがほとんどだが、LDA8Nは550ルーメンとワンランク上の明るさとなっていてお得だ。
サイズは60(外径)×113(全長)と、電球形蛍光灯に比べると全長が少し長い。また、質量も120グラムと重めだ。放熱部はフィンレスですっきりとしたデザインとなっている。消費電力は7.5ワット。全光束の高さを考えると標準的といえるだろう。設計寿命は4万時間と平均的で、調光器具および密閉形器具には対応していない。
それでは実際に取り付けた印象をリポートしよう。トイレ・廊下・リビング(和室)・リビング(洋室)4パターンで電球形蛍光灯と比較した。
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