ティアックは10月20日、ステレオプリメインアンプ「A-H01」とiPhone/iPad/iPod向けドッキングステーション「DS-H01」を発表した。PCと一緒に机の上に置くことを想定した小型オーディオシステム。価格はオープンプライスで、店頭ではA-H01が4万5000円前後、DS-H01が3万円前後になる見込みだ。
A-H01は、ステレオパワーアンプ部にデンマークBang & Olufsen ICEpower製の「50ASX2-SE」を採用。出力は40ワット+40ワット(4オーム時)で、クラスDアンプならではの低消費電力と放熱量でインテリアに合わせた自由な設置が楽しめるという。本体サイズは215(幅)×61(高さ)×258(奥行き)ミリ、重量は1.6キロ。
またUSB入力を備えており、PCとケーブル1本で接続が可能だ。USB Audio Class-2 Hi-Speedに対応、さらにアシンクロナスモードもサポートしており、PCのクロック精度に起因するジッターノイズを排除したピュアなオーディオ再生を実現するという。内蔵DACは 32bit/192kHz対応のBurrBrown製「PCM5102」。そのほか、2系統のアナログ入力と同軸デジタルおよび光デジタルを備えている。
DS-H01は、A-H01と同じデザインの筐体(きょうたい)を採用し、トップパネルにドックコネクターを備えたiPodドッキングステーション。iPodとはデジタル接続で、同軸および光デジタルで出力できる。またUSB端子も用意しているため、PCと接続してiTunesとの同時が可能。iPod内のビデオを出力できるコンポジット/S端子も備えた。
BurrBroun PCM1796 DACにより、iPod向けのD/Aコンバーターとしても活用することもできる(出力はRCAピンジャック)。本体サイズは215(幅)×70(高さ)×225(奥行き)ミリ、重量は1.1キロ。
ティアックでは、2製品を「オーディオ&ホームシアター展 TOKYO 2011」で展示する予定だ。
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