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シャープ、放送中の番組を“ちょっと戻れる”「AQUOSブルーレイ」新製品気になったらポチっ(1/2 ページ)

» 2012年02月28日 14時20分 公開
[ITmedia]
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 シャープは2月28日、Blu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”の新製品4機種を発表した。視聴中の番組で気になるシーンがあったら最大90分さかのぼって見ることができる「ちょっと戻っテレビ」搭載。スポーツ中継の決定的な瞬間も見逃さない。

 ラインアップは、「スカパー!HD」を含む4波7チューナーを搭載した「ハイグレードシリーズ」2機種と、初心者でも説明書を読まずに使える「かんたんシリーズ」2機種をラインアップ。ハイグレードシリーズは、スカパー!HDを含めて3番組の同時録画に対応する。いずれも3月25日に発売する予定で、価格はオープンプライスとなる。

ハイグレードシリーズの「BD-W1100」(左)とかんたんシリーズの「BD-HW51」(右)

型番 BD-W1100 BD-W510 BD-HW51 BD-H51
シリーズ ハイグレードシリーズ かんたんシリーズ
HDD容量 1Tバイト 500Gバイト 500Gバイト 500Gバイト
チューナー構成 地上、BS、CS110度デジタル×各2、スカパー!HD×1 地上、BS、CS110度デジタル×各2 地上、BS、CS110度デジタル×1
Wi-Fiコネクト(Wi-Fi Direct)
実売想定価格 10万円前後 8万5000円前後 7万5000円前後 6万円前後
発売日 3月25日
「ちょっと戻っテレビ」のサムネイル表示

 「ちょっと戻っテレビ」は、従来のタイムシフト機能を応用したもので、視聴中の番組をバックグラウンドで常時録画しておくことで可能になる。「従来のタイムシフトでは、席を外すときに一時停止ボタンを押し、戻ってくると再生ボタンで続きが見られるというものだった。今回はボタン操作の手間を省き、またサムネイルによる分割表示でお目当てのシーンを分かりやすくした」(同社)。

 例えばサッカー中継を見ているときについウトウトしてしまい、肝心のゴールシーンを見逃してしまったとき。リモコンの前ボタンを押すと、視聴していた番組を7つに分けたサムネイルが表示され、ここから見逃したシーンを選んで簡単に見直せる。バックグラウンドで常時録画する時間は、初期設定で30分、60分、90分の3パターンから選択可能。サムネイル表示は録画した時間を7等分して作られる仕組みで、設定した時間が過ぎると順次上書きされる。このため、HDD容量をムダに圧迫することはない。

 「最新上書き録画」も新しい録画機能だ。ニュースやスポーツなど、好みのジャンルを指定しておくと、条件にあう番組をレコーダーが選んで録画してくれる、一種の自動録画機能だ。異なるのは、新しい番組を録画すると前に録画した番組を消去し、HDD内には常に最新の1番組だけを残すこと(自動更新録画)。HDD容量を圧迫せず、手軽に最新の情報を得るための仕組みだ。「毎日、帰りが遅くてニュースや天気予報がやっていない、といった不満を解消できる。一回見たら消去するといったジャンルの番組を設定しておくと便利」(同社)という。なお、ジャンルは電子番組表のサブジャンルまで細かく設定が可能(117ジャンル)で、最大で4つまでの条件を登録できる。

「最新上書き録画」で録画したものは、録画番組一覧で白地になる

「最新上書き録画」の設定。番組ジャンルの小分類まで利用できる

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