耳型はとりません
須山歯研、初のユニバーサルタイプ高級イヤフォン「FitEar TO GO! 334」を発売
カスタムイヤーモニターで知られる須山歯研の「FitEar」ブランドから、初のユニバーサルタイプとなる「FitEar TO GO! 334」が登場する。バランスド・アーマチュアドライバーを4基搭載した高級機で、標準小売価格は10万5000円。3月中旬に発売予定で、フジヤエービックでは既に予約を受け付けている。
「より身近にFitEarのサウンドを感じてもらいたい」として開発されたイヤーチップ付属のカナル型イヤフォン。同社が扱ってきたカスタムイヤーモニターは、個人の耳型を採取して製作するオーダーメード製品のため、個々のユーザーに合わせた製品を設計できる一方、耳型採取から完成までに手間と時間がかかってしまう。そこでイヤーチップを使用して幅広い人が利用できるユニバーサルタイプのイヤフォンを開発した。
ベースは、音楽製作の現場などでも多く使われているカスタムイヤーモニター「FitEar MH334」。バランスド・アーマチュアユニットを低域と高域に1基ずつ、また中低域に2基を配置した3Way4ドライバー構成となっている。音作りには、MH334と同じく日本を代表するマスタリングエンジニア、原田光晴氏が参加した。
同社によると、カスタムイヤーモニターでは個々のユニットにポート(音導孔)を用意することで音質のバランスを高度にコントロールできるのに対し、ユニバーサルタイプはイヤーチップを取り付けるステム部によってポート方向の断面積が限定されてしまうという。このため、高域ユニット専用の純チタン製音導チューブと、低域、低中域用のユニットに独立したポートを設ける独自の構造を開発(特許申請中)。ステム部は一般的なカナル型イヤフォンと同じサイズに抑えつつ、カスタムと同様の優れた音質を実現した。「MH334で確立したバランスはそのままに、通常のイヤーチップで使えるユニバーサルタイプができた」(同社)。
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