前回は主にソニーのBlu-ray Discレコーダー「BDZ-AT950W」とファームウェアアップデートによる機能追加について取り上げた。続いて「Sony Tablet S」とネットワーク連携を紹介していこう。
Sony Tablet Sは、昨年Android 3.1搭載の9.2インチタブレットとして発売されたが、2012年5月24日からAndroid 4.0.3へのOSアップデートがスタートした。まず、OSをAndroid4.0.3にアップグレードし、番組管理アプリ「RECOPLA」をインストール。それをBDレコーダーと同じ無線ネットワークに接続すれば、録画番組の再生が可能になる。また放送中の番組配信も可能で、レコーダーで受信可能な放送をそのままSony Tabletやルームリンク対応機器で視聴できる。つまり、ワイヤレステレビのディスプレイ部分がSony Tablet、チューナーの役割をBDレコーダーが担うことになる。
RECOPLAは、録画番組の一覧、再生、削除などを行えるアプリだ。DLNAでいうところのDMC(デジタルメディアコントローラー)に相当する機能を持ち、録画番組の再生時にはタブレットでの再生に加えてBDレコーダー自身で再生(HDMI接続されたテレビに映し出す)することも可能だ。つまり、本機を録画番組を一覧できる便利なリモコンとして利用できる。これにより、1つのタブレットがあれば、テレビのある部屋ではテレビで見て、テレビのない部屋ではタブレットで……といった使い分けができる。
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2番組同時録画とハードディスク増設機能を兼ね備えた大容量ハードディスク搭載モデル。6万9800円(税込/6月7日現在)
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