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ボーズ、手軽に薄型テレビの音を強化できるサウンドシステム「Solo TV sound system」接続は光ケーブル1本

» 2012年09月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ボーズは9月4日、薄型テレビ用に開発したシンプルなスピーカーシステム「Solo TV sound system」を発表した。価格は4万2000円で、9月7日からボーズ直営店や取り扱いディーラーで販売する。

「Bose Solo TV sound system」と設置イメージ

 テレビを上に載せる“台座型”のスピーカーシステム。「ホームシアターまでは必要ないが、薄型テレビの音に不満があり、手軽に改善したいユーザー」(同社)に向けて訴求する。

 本体サイズは525(幅)×71(高さ)×309(奥行き)ミリと小型ながら、左右それぞれに2つのフルレンジスピーカーを搭載し、外側のユニットは少し外向きに配置。2つのバスレフポートを背面に設け、低音も強化した。これに独自のデジタルシグナルプロセッシングとスピーカーアレイ技術「Bose speaker array technology」を合わせ、セリフはもちろん、効果音や音楽などもクリアに再生するという。フロントサラウンド機能などは持たないが、迫力と広がりのある音が楽しめる。

内部イメージ(左、中)。背面には光デジタル、同軸デジタル、アナログRCA端子を装備(右)

 テレビとの接続は、光デジタル音声ケーブル1本で済む。対応フォーマットはPCMとDolbyDigitalで、AACには非対応だ(テレビ側でPCMダウンミックスに設定)。ほかに同軸デジタルとアナログRCA端子を備え、オーディオ機器なども接続可能。なお、リモコンは電源とボリューム調整だけで、入力切り替えは持たないシンプルな作り。光デジタル優先で、入力信号のないときにほかの入力端子に切り替わる仕組みだ。

電源オンのときは前面にLEDが灯る(左)。奥行きは309ミリ。テレビのスタンドが260ミリ以下が目安となる(中)。付属のリモコンはマット調のブラックでシンプルながら高級感がある(右)

 本体の耐荷重は18キログラム。42インチ以下の薄型テレビを想定している(テレビスタンドの幅が508ミリ以下、奥行き260ミリ以下)。

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