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ソニー、“書き起こし”に便利なICレコーダー「UXシリーズ」新製品

» 2012年09月25日 18時58分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月25日、ICレコーダーの新製品として、スタンダードモデルにあたる「UXシリーズ」3機種を発表した。いずれもオープンプライスで10月20日に発売する予定だ。

「UXシリーズ」(左)。従来機種(写真奥)と比較。基本デザインは踏襲しながら、ボタンに凹凸をつけて録音時に手元を見なくても操作できるようにしたり、独立した「FM」ボタンなど改善を加えた

型番 ICD-UX534F ICD-UX533F ICD-UX532
内蔵メモリ 8Gバイト 4Gバイト 2Gバイト
リニアPCM録音 なし
FMチューナー 非搭載
USB充電 非対応
microSD対応
付属イヤフォン 密閉形カナル型イヤフォン ステレオイヤフォン
カラー シルバー、ピンク、シャンパンゴールド、ブラック、ブルー シルバー、ピンク
実売想定価格 1万3000円前後 1万円前後 8000円前後
発売日 10月20日

 UXシリーズは、スライド式のUSB端子を備え、音声データの転送が手軽に行える“PCダイレクト接続モデル”だ。ステレオ録音対応の「Sマイク・システム」や再生時のノイズを低減する「強力ノイズカット」、最長30時間連続駆動のスタミナバッテリーといった特長を従来機から継承しつつ、FMラジオ機能の強化や本体での書き起こしに便利な「書き起こし用再生」などを追加した(ICD-UX532はFMチューナー非搭載)。

スライド式のUSB端子や「Sマイク・システム」は従来機から継承している

 FMラジオ機能では、本体前面に独立した「FM」ボタンを設けたほか、選局中には放送局名が液晶画面に表示されるようになった。「従来機では周波数の表示のみだったが、今回から地域を設定すればプリセットの放送局が呼び出されるようになった。また、ラジオを録音したファイルには“110221_0829_NHK 第2”など、日付と放送局名が入るため、管理しやすい」(同社)。

 設定した時間が経過すると自動的に電源が切れる「スリープタイマー」機能も追加。タイマーオフまでの時間は、15分、30分、60分、90分、120分の5つから選択できる。

本体だけで書き起こし

 今回の目玉といえる「書き起こし用再生」は、録音済みファイルを早送り/早戻ししながら聞きたい個所を探したり、デジタルピッチコントロール(DPC)で再生速度を調整しながら再生するためのモードだ。メニューから「書き起こし用再生」を選ぶと、1つの画面でDPCやイージーサーチを一括して扱えるのがポイント。また、「左ボタンに10秒戻る」など、作業する人が使いやすい機能を割り当てることも可能だ。同様の機能は、バンドルソフト「Sound Organaizer」にも用意されているが、ICレコーダー本体だけでも利用できるようになったことが新しい。

「書き起こし用再生」画面

 その添付ソフト「Sound Organaizer」は、Ver.1.2からVer.1.3へとバージョンアップ。ICレコーダーにユーザー名登録が可能になったため、PCに取り込む際、ファイル名にユーザー名を自動的に付加するオプションが加えられた。また録音ファイルのプロパティを開くと、機器名やマイク感度の設定など、録音時の状態を確認できるという。

 ほかにも、無音部分にトラックマークを自動的に付加する機能も追加。これにより、FM録音ファイルではCM前の無音部分にトラックマークが追加されるようになり、編集作業が容易になるという。このほか、パフォーマンスやユーザーインタフェースの改善なども図られている。

 本体サイズは、約36.6(幅)×102(長さ)×13.9(厚さ)ミリ。重量は約58グラム。密閉型のイヤフォン(ICD-UX534Fのみ)やUSB接続補助ケーブル、単四形ニッケル水素充電池、キャリングポーチなどが付属する。

「ICD-UX534F」に付属するカナル型イヤフォン(左)。「ICD-UX532」の付属イヤフォン(右)

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