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「PCオーディオの最先端」、ティアックがDSD 5.6MHz対応USB DACなど「Reference 501シリーズ」3製品を発表未知の世界かも(1/2 ページ)

» 2012年10月18日 21時55分 公開
[ITmedia]

 ティアックは10月17日、DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitまで対応したUSB DACなど、“新世代のオーディオ”をうたう「Reference 501シリーズ」3製品を発表した。「春のヘッドフォン祭 2012」に参考出展したA4サイズのコンポーネントシステム。ブラックとシルバーの2色を11月上旬に発売する。

「Reference 501シリーズ」の設置イメージ。いずれもデスクトップ設置を意識したA4サイズだ

型番 概要 価格 発売時期
UD-501 DSD 5.6MHz、PCM 384kHz/32bit対応USB DAC 11万5500円 11月上旬
AI-501DA USB 192kHz入力対応プリメインアンプ 10万2900円 11月上旬
PD-501HR DSD/PCMディスク対応CDプレーヤー(※) 9万300円 11月上旬
※DVDメディア再生も可能

デュアルモノーラル仕様の据え置き型単体DAC

「UD-501」のブラックとシルバー。ディスプレイは有機EL

 UD-501は、USB入力に対応したデュアルモノーラル仕様の据え置き型単体DACだ。DSD 5.6MHzやPCM(WAVなど)の384kHz/32bitファイル再生まで対応しており、「PCオーディオの最先端と呼ぶにふさわしい」(同社)。もちろん、DSD 2.8MHzや192kHz/24bitの再生も可能。フォーマットを気にすることなく、PCオーディオが楽しめるという。DSDファイル再生は、ASIO2.1またはDoP方式によるネイティブ再生をサポート。アシンクロナス(非同期)モード接続も可能で、ジッターノイズを低減する。

PCMファイル再生時には3段階のデジタルフィルター、DSDファイル再生時には4段階のカットオフ周波数調整が可能

 またユーザーの好みに合わせて再生環境を調節できる機能を搭載。複数のデジタルフィルターやDSDアナログフィルターを備えたほか、192kHzへのアップコンバージョン機能もオン/オフが可能だ。

 オーディオ回路は左右チャンネルの干渉を防ぐデュアル・モノーラル構成。それぞれのチャンネルにバーブラウンの「PCM1795」やMUSEの「ES8920」2基を採用した。電源部もトロイダルコアトランスを2基を使った分離構成となっている。

背面の入出力端子。USB入力のほか、光/同軸のデジタル入力を各2系統装備

 USB入力のほか、光/同軸のデジタル入力を各2系統装備。出力端子はアナログRCAに加えてXLRバランス出力を備えた。外形寸法は290(幅)×244(奥行き)×81.2(高さ)ミリ。重量は4キログラム。

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