ティアックは10月17日、DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitまで対応したUSB DACなど、“新世代のオーディオ”をうたう「Reference 501シリーズ」3製品を発表した。「春のヘッドフォン祭 2012」に参考出展したA4サイズのコンポーネントシステム。ブラックとシルバーの2色を11月上旬に発売する。
型番 | 概要 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|
UD-501 | DSD 5.6MHz、PCM 384kHz/32bit対応USB DAC | 11万5500円 | 11月上旬 |
AI-501DA | USB 192kHz入力対応プリメインアンプ | 10万2900円 | 11月上旬 |
PD-501HR | DSD/PCMディスク対応CDプレーヤー(※) | 9万300円 | 11月上旬 |
UD-501は、USB入力に対応したデュアルモノーラル仕様の据え置き型単体DACだ。DSD 5.6MHzやPCM(WAVなど)の384kHz/32bitファイル再生まで対応しており、「PCオーディオの最先端と呼ぶにふさわしい」(同社)。もちろん、DSD 2.8MHzや192kHz/24bitの再生も可能。フォーマットを気にすることなく、PCオーディオが楽しめるという。DSDファイル再生は、ASIO2.1またはDoP方式によるネイティブ再生をサポート。アシンクロナス(非同期)モード接続も可能で、ジッターノイズを低減する。
またユーザーの好みに合わせて再生環境を調節できる機能を搭載。複数のデジタルフィルターやDSDアナログフィルターを備えたほか、192kHzへのアップコンバージョン機能もオン/オフが可能だ。
オーディオ回路は左右チャンネルの干渉を防ぐデュアル・モノーラル構成。それぞれのチャンネルにバーブラウンの「PCM1795」やMUSEの「ES8920」2基を採用した。電源部もトロイダルコアトランスを2基を使った分離構成となっている。
USB入力のほか、光/同軸のデジタル入力を各2系統装備。出力端子はアナログRCAに加えてXLRバランス出力を備えた。外形寸法は290(幅)×244(奥行き)×81.2(高さ)ミリ。重量は4キログラム。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR