マッサージ機というと肩たたき機を思い浮かべる人が多いと思うが、今回紹介するパナソニックのハンディマッサージャー「サスリバイブ」(EV2510P-K)はひと味違う。たたくのではなく、突起のあるローラーを搭載したヘッドが振動し、それを肩や腰に押し当てて使用するマッサージャーだ。
筆者は以前からたたき式のマッサージャーは苦手で、振動式のほうが好みだったのだが、EV2510P-Kは突起が付いたローラーが付いており、小型の振動式マッサージャーよりも効果がありそうに感じた次第。長めのハンドルとくびれたネックにより、背中の狙った位置にも確実に押し当てることができそうに見える。
価格は「ヨドバシ.com」で税・送料込み2670円だったので、ここで購入した。たたき式マッサージャーは3000円〜6000円くらいの価格のものが多いが、それに比べるとかなりお得だと思う。家電量販店のハンディマッサージャーのコーナーで実物を見かけることも多いので、購入する前に試してみるがおすすめだ。
サイズは85(幅)×180(奥行き)×470(高さ)ミリ、質量は750グラム。たたき式のマッサージャーよりは小さめだが、それでもけっこうかさばる大きさだ。
デザインは黒をベースに緑色の突起やローラーがアクセントとなっており、押し当てる部分がひと目で分かる、良いデザインだと思う。グリップとヘッドは柔軟なジョイントで接合されている。
ヘッドには「さすりローラー」と「ポイント突起」のほか、「波形面」と呼ばれる平たい小さな突起もローラーの裏側に搭載している。「さすりローラー」は筋肉の緊張を緩和するためにこっている部位を全体的にさすってほぐすためのもので、「ポイント突起」はコリの中心部に強く押しつけるために使う。「波形面」もマッサージする部位に押しつけながら動かして使う。なお、念のために断っておくが、「さすりローラー」は自動で回転することはない。あくまでも自分の手でさすることでゴロゴロと転がすためのものだ。
電源スイッチはグリップ部に搭載しており、「つよい」と「よわい」の2段階から選べる。説明書には本体を身体の下に敷いて使わないように注意書きがあり、直接素肌にあてての使用もできるだけ避けたほうがいいとのこと。「よわい」に設定しても痛いときはタオルをあてて使う。
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