チャンネル録画の録画番組を見るときは、リモコンの「チャンネル録画一覧」ボタンで“過去番組表”を表示し、目的の番組を選べばいい。前後のスキップボタンでページ切替が行えるほか、停止ボタンで日付選択のカレンダーを呼び出すこともできるなど、使い勝手は良さそうだ。
また「検索」メニューでは、ジャンル/サブジャンル、フリーワード、曜日、時間帯といった条件で絞り込み検索が可能。レスポンスも良好で、目的の番組を手早く探し出せる。
さらに、お気に入りの番組を視聴しているとき、リモコンの「緑」ボタンを押せば「お気に入り」登録が完了。シリーズ番組なら次回放送が録画されたとき、「スタートメニュー」の中央にある「お気に入り」から簡単にアクセスできる。お気に入りには、番組名だけでなく、タレントの名前なども登録できるので、出演番組を見逃さないようにすることも可能。従来のBDレコーダーにあるキーワード登録の自動録画機能に近い使い方ができる。ただし、全録機では一定の時間が過ぎると退避させない限り録画データが自動消去されてしまうことは認識しておきたい。
全録マシンの魅力は、気に入っている番組の録画だけではない。膨大な録画番組をデータベースと捉え、それを活用すると、いままでにない使い方が生まれる。例えば、スタートメニューにある「最新ニュース」「最新天気予報」を選ぶと、チャンネル録画の中から最も新しいニュースや天気予報が呼び出される。深夜に帰宅して、テレビではランキング番組や深夜アニメしかやっていないというケースも多いはず(多いです)。そんなときでも最新のニュースを手軽に視聴できるのはありがたい。
それまで知らなかった番組に出会うことができるのも全録の良いところ。「スタートメニュー」にある「あなたへのおすすめ番組」は、番組再生やダビングといった履歴をもとに、似た番組をリストアップしてくれる。また、「旬のキーワード」は、ミモーラの検索ワードの上位にあがったものをリストアップする。「気になる番組」は、ネットで話題の番組、「みんなのおすすめ番組」はディモーラの録画ランキングだ。ネット接続を活用して、人気のある番組を教えてくれる仕組みになっている。
ただ、「お気に入り」「気になる番組」「あなたへのおすすめ番組」といった表記は、似たり寄ったりの印象でちょっと分かりにくい。画面内に説明が入るだけでも少し分かりやすくなると思うのだが……。
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