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オーテク、新コンセプトイヤフォン「SonicFuel」を秋に発売

» 2013年06月26日 23時40分 公開
[ITmedia]

 オーディオテクニカは6月26日、新コンセプトのイヤフォン「SonicFuel」(ソニック・フューエル)シリーズを発表した。米ニューヨークで開催中の「CEA Line Show 2013」で公開したもので、秋に全世界で発売する予定だ。価格はすべてオープンプライス。

 耳の形に沿ってフィットする新設計のイヤーチップ「Cチップ」や、耳穴の角度に合わせてハウジングが稼働するボールジョイント構造(一部モデルに採用)を採用し、「どこにいても“大好きな音楽を思いっきり楽しみたい”というリスナーの情熱を刺激するヘッドフォン」(同社)という。ビビッドなカラーリングや量感のある重低音も特長だ。

 ラインアップは、「ATH-CKX9」「ATH-CKX7」「ATH-CKX5」の3機種にそれぞれスマートフォン対応のバリエーションモデル「ATH-CKX9iS」「ATH-CKX7iS」「ATX-CKX5iS」を合わせた6機種。カラーバリエーションも豊富にそろえた。

「ATH-CKX9iS」はブラックとホワイトの2色。インピーダンスは32オーム、感度は104dB

 ATH-CKX9およびATH-CKX9iSには、新開発の13.5ミリ径ドライバーを搭載。ハウジング全体を覆うCチップが耳へのフィット感を向上させる。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。それぞれのコードは、本体カラーに合わせた2色のフラットタイプになっている。また、持ち運びに便利なタフ仕様のケースが付属する。価格はオープンプライスで、店頭ではATH-CKX9が9500円前後、ATH-CKX9iSは1万円前後になる見込みだ。

「ATH-CKX7iS」。ブラック、ブルー、パープル、レッド、ホワイトの5色展開。

 ATH-CKX7とATH-CKX7iSは、前述のボールジョイント構造が特長だ。耳穴の中心にハウジングが収まることで、ストレスのない装着感を得られる。またCチップが耳全体に均一にフィットするため、長時間の使用でも快適だという。

 ドライバーは、新開発の2層ダイヤフラムを採用した8ミリ径ダイナミック型。硬度の異なる2種の素材を重ねることで、低音の量感をキープしつつ、伸びやかな高域を再生するという。実売想定価格はATH-CKXが7500円前後、ATH-CKX7iSは8000円前後となっている。

「ATX-CKX5iS」

 ATH-CKX5およびATX-CKX5iSもボールジョイント構造とCチップを装備。新開発の8ミリ径ドライバーで「リズミカルな重低音再生」(同社)を実現するとしている。実売想定価格は、ATH-CKX5が4500円前後、ATX-CKX5iSは5000円前後だ。

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