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せっかくだから多機能なヤツを買ってみよう——「ランタン型 モバイルバッテリー」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2013年10月07日 12時48分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 今やさまざまな形状のUSBモバイル電源が発売されているが、今回紹介する「ランタン型 モバイルバッテリー」(ルックイースト)のように、LEDライトを搭載した製品は珍しい。なるほど、いわれてみれば確かに、アウトドアや防災用途において、LEDライトとUSBモバイル電源が一体となっているというのはなかなか便利だ。

「ランタン型 モバイルバッテリー」

 そのようなシチュエーションではLEDライトの光がなくなると困るので、バッテリー容量は多ければ多いほど安心だ。そしてせっかく大容量バッテリーを搭載するのなら、そこからUSBの電源を取れるようにすれば、スマートフォンやタブレットをはじめ、デジタルカメラやゲーム機など、さまざまな機器を充電することが可能となる。

 そんなわけで「これは欲しい!」と思った次第だが、実売価格が4000円〜5000円と価格が高めなので、購入にあたっては少し悩んだ。まあ、容量は7800mAhと大きめだし、LEDライトという付加価値も考えればそれほど高くはないかもしれない、と自分を言い聞かせて購入を決定。色々と探したところ、送料込みで4000円を切る店を見つけたので、そこで購入することにした。

シンプルなデザインの本体(左)。電源スイッチと電池残量インジケーター(右)

コンパクトサイズでシンプルなデザインの本体

 届いたパッケージは非常に簡素で、表になにも書かれていない白い箱のままである。中には本体および説明書、さらに充電用USBケーブルが入っている。

MicroUSB入力ポートとUSB出力ポート

 サイズは底面が50×50ミリで、ヘッド部分がスライドすることにより、高さが79〜132ミリと変化する。重量は209グラム。実物を見てみると意外と小さく、短くした状態では手にすっぽりと収まるくらいの大きさだが、重量はけっこうズッシリと重く感じる。

底面(左)。LEDの発光部(中)。吊り下げ用フック付き(右)

 全体的にシンプルですっきりとしたデザインで、Micro USB入力ポートやUSB出力ポート、電源スイッチやバッテリー残量表示のインジケーターなどは底面に集中して配置されている。上下には吊り下げ用フックが搭載されているのも便利だ。外装の質感はあまり高くなく、見た目がちょっと安っぽい。

ヘッド部はスライドして引き出せる(左)。ランタン型にした状態(右)

 説明書によると充電回数は最大約500回で、過充電防止や過放電防止、短絡充電保護機能など各種保護機能を備えている。

 バッテリー本体を充電するには、付属のUSBケーブルをMicro USB入力ポートに接続し、PCやUSB ACアダプタと接続する。充電中はバッテリー残量表示のインジケーターが点滅し、充電完了すると自動的に充電が終了して点灯表示がオフになった。

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