USB機器を充電する場合は、付属のUSBケーブルをUSB出力ポートに接続するか、iPhoneのLightningケーブルなど端末独自の充電ケーブルなどを接続すれば充電が開始される。端末の充電中はインジケーターランプを見ることで、バッテリー残量(の目安)を確認できる。
ライトを使用するときは、電源ボタンを長押しする。懐中電灯として使うときにはヘッド部分が短い状態で点灯させて、ランタンとして使う場合はヘッド部分をスライドさせて長くすると配光が変わる。ちなみに光色は白色だ。
配光は基本的に光がやわらかく周囲に広がる感じで、ヘッド部分を短くした場合もスポットライトのようにピンポイントに照らせるようにはならない。普通のハンディライトのような配光とは異なるので注意しよう。
その分、ランタンとして使う場合はとても具合がいい。光がやわらかく広がる感じで、キャンプのメイン照明として使うには非力なものの、サブの照明としてはまあまあ使える印象だ。テント内照明にも向いており、少人数での登山やバイク・自転車のソロツーリングに持って行くのには最適だと思う。
バッテリー残量表示が可能なのも便利で、電源ボタンを1回押せばすぐに残量を確認できる。インジケーターは25%ステップの4段階で分かりやすい。
USB出力は1.2アンペアで、満充電の状態からiPhone 5Sを充電したところ、58%から95%に充電するまで約38分かかった。さらにそれから約25分後に100%になった。
次にiPad(第3世代)での充電も試してみたところ、59%から95%に充電するまで約3時間55分かかった。さらにそれから約20分後に100%になった。満充電から充電を開始し、この時点でインジケーターは目盛りが残り1つの状態となった。これならタブレットの充電にも十分使える。
大容量のバッテリーを搭載しているにもかかわらずコンパクトで、その上ライトも使えるこの製品、価格に納得できるのであればかなりおすすめだ。カラーはホワイトとブラックが用意されており、筆者は今回ブラックを選んだが、ホワイトもシンプルで良いと思う。LEDライトを搭載しているというメリットを生かし、防災やアウトドアでの利用にも活用したい。
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