テックウインドは6月13日、米Westone Laboratories製のコンシューマ向けカナル型イヤフォンとして人気の高い「Wシリーズ」の最上位機種機種として、バランスド・アーマチュア・ドライバを6基搭載した「W60」を6月28日に発売する。店頭予約受付は6月13日から始めた。価格はオープン、市場想定価格は11万9000円前後(税込)。2014年1月にラスベガスで開催された世界最大のエレクトニクスショー「2014 International CES」のヘッドフォンカテゴリーで「BEST of CES2014」アワードを受賞した製品だ。
W60はバランスド・アーマチュア・ドライバを6基(低域×2、中域×2、高域×2)搭載。それぞれのドライバに最適化した3ウェイパッシブクロスオーバーネットワークで、低音から高音に至るまで滑らかで、繊細な音のディテールと広がりのある豊かな音のバランスが取れた心地よい音像を体感できるという。
W60は、6つものドライバを非常にコンパクトなシェルに収めている。エルゴノミクスデザインで耳にフィットし、快適な装着感を得ることができるという。付属の純正ケーブルは経年変化による硬化が少ない柔軟な編み込みタイプでタッチノイズを軽減を目指した。従来のEPICケーブル(MMCX)に加え、MFi対応のリモコン/マイク付ケーブル(MMCX)も付属しており、MP3プレーヤーでの操作性も向上したという。ケーブル長はいずれも132センチ(Y字型)。
再生周波数帯は20〜2万Hz、インピーダンス25オーム、入力感度は117dB。重量は12.7グラム。
それぞれ色が異なる3種類のフェースプレートが付属する。フェースプレートはアルミ製で、色はガンメタリックシルバー、レッド、ゴールドの3色。好みに応じて付け替えることができる。
テックウインドはこの「W60」を、2014年6月28日から開催予定の「第5回ポータブルオーディオフェスティバル」に出展する予定。
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