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米Klipsch、シングルBAの名機「X10」をアジア限定で復刻

» 2014年07月11日 18時39分 公開
[ITmedia]

 フロンティアファクトリーは7月11日、米Klipsch Group(クリプシュ)がカナル型イヤフォン「X10」を復刻し、アジア限定で販売すると発表した。7月25日に発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では1万9800円(税別)前後になる見込みだ。

米Klipschの「X10」

 X10は、2007年に発売したクリプシュ初のイヤフォンラインアップの最上位モデル。翌年、日本でも発売されて人気機種となったが、2010年頃にはカタログから外れ、「Image X11i」にフラグシップの座を譲った。しかし、「音にこだわるユーザー層からは、スマートフォン向けリモコンのないX10の後継機を求める声が多かった」(フロンティア)という。

細身のボディーはわずか10グラム

 今回は後継機ではなく、X10を当時のまま復刻した。細身の筐体(きょうたい)は軽量なアルミ製で、重量はわずか10グラム。独自仕様のバランスド・アーマチュア型ドライバーをシングルで搭載し、「一聴してシングルとは思えないほどの繊細かつダイナミックなサウンド」(同社)を復活させている。

 周波数特性は5〜1.9万Hz、感度は110dB、インピーダンスは50オーム。特許取得済みのイヤーチップ「Oval Ear Tips」5サイズとキャリングポーチが同梱(どうこん)される。

「Oval Ear Tips」5サイズとキャリングポーチが付属する

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