デノンは、7月に発表したUSB-DAC機能付きポータブルヘッドフォンアンプ「DA-10」の発売日を10月10日に決定した。価格はオープンプライスだが、店頭では4万5000円前後(税込み)になる見込み。あわせて製品に付属するケースを公開した。
DA-10は、デノンブランドとして初めて発売する“ポタアン”。入力はUSB-DAC機能のUSB Micro BとiOSデバイスのデジタル接続が可能なUSB-A、ステレオミニのアナログAUXと他社製品に比べると少なめだが、低ひずみのオペアンプとディスクリート電流バッファー回路を搭載したヘッドフォンアンプ回路をはじめ、44.1kHz系および48kHz系の2種類を独立した発振器で供給できるデュアルクロック、さらに6層基板や分離した電源基板など、「デノンのHi-Fi製品そのもの」(同社)の作りが特徴だ。
DACチップには、同社製品で採用例が多いバーブラウンの「PCM1795」を採用し、最大192kHz/32bitのPCM音源およびDSD 5.6MHzを再生できる。また独自のビット拡張&オーバーサンプリング回路「ADVANCED AL32 PROCESSING」を搭載しており、CD音源などもビット拡張とアップサンプリングが可能だ。
本体は、63(幅)×136(奥行き)×27(厚さ)ミリ、重量240グラム。ブラックの樹脂部をシルバーのアルミ素材で挟み込んだようなデザインで、ボリュームつまみやボリュームガードにもアルム無垢材を使用して高級感を演出している。外形寸法は63(幅)×136(奥行き)×27(厚さ)ミリ。重量は240グラム。
また今回の発表に合わせ、付属品のケースも公開された。これはスマートフォンと「DA-10」をケーブル接続したまま持ち歩くことを想定したもの。どちらもマジックテープでしっかりと固定できるうえ、収納したままスマホの操作も可能だ。
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