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乾いた夫婦が使って分かったダイソン「AM10」の活用法(1/3 ページ)

» 2015年02月24日 18時58分 公開
[某編集部A,ITmedia]
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編集部S 今日は空気が乾燥してますね

わたし 朝起きると喉が痛くて。私はマスクが手放せません

編集部S あれはイヤですよね。乾燥肌とかもあります?

わたし 私は唇が荒れるくらいですが、ダンナが乾燥肌です。毎年のように冬になると脇腹のあたりがカサカサになって痒いらしく、病院で保湿剤を処方してもらってます。それでも、ときどきポリポリかいちゃって……

編集部S 加湿器は使ってないのですか?

わたし 以前は使ってましたけど……前にカビが生えたフィルターの写真をみせてもらったじゃないですか。あの、ちょっと“閲覧注意”みたいなやつ。あの後、新しいものを買うつもりになってたんですが、まだ買ってないですね。

こんな写真。1シーズン使用したあと、翌年までクローゼットにしまい込んでいた加湿器のフィルターだそうです

編集部S 湿っている場所は、どうしても菌が繁殖しますからね。濡れたフィルターなどを放置すると怖いことになります。でも、最近はちゃんと対策した加湿器もあります。ダンナの乾燥肌も心配でしょうし、ちょっと使ってみます?

 社内でを聞いたことはありました。編集部Sと世間話をしていると、いつの間にか製品レビューを書く羽目になっているという……。今考えると、古いフィルターの写真を見せたのも伏線だったのかもしれません(編注:考えすぎです)。

 それでも注目の新製品に触れるめったにない機会。今回はあえてのってみましょう。

扇風機一体型のダイソン「Hygienic Mist」

ダイソンの「Hygienic Mist」(AM10)。価格はオープンプライスで、店頭参考価格は5万8800円(税別)

 届いた加湿器は、「Dyson Hygienic Mist」(ダイソン ハイジェニックミスト、型番は『AM10』)です。見た目は普通の加湿器とはだいぶ違い、同じくダイソンが販売している“羽根のない扇風機”に近いシルエット。そう、「AM10」は扇風機と加湿器が一体化した製品なのです。

ミストが風にのって出ていくところ。見ていると飽きません

 扇風機と一体化したことで、ミストを風にのせて遠くまで届けることができるようになりました。わが家のリビングルームは約8畳と最近のマンションに比べれば狭い方ですが、以前使っていた気化式の加湿器では十分に効果を感じることはできませんでした。加湿器を動かしても、室内の湿度計は「乾燥注意!」と表示したまま。わが家には、乾燥注意報が出た日は夕食を鍋にする(=湯気で加湿)という暗黙の了解があるくらいです。

湿度設定は、室温に対して快適な湿度を保つ「Auto」設定のほか、マニュアルでも調節できます

 一方、「AM10」はパワフルで、しかもミストを風にのせて飛ばすことができます。朝、起きて「AM10」をつけておけば、気がつくと湿度計の「乾燥注意!」は消えていますし、「Auto」に設定しておくだけで室内温度に対して最も快適な湿度を自動的に維持してくれます。例えば室温が25度なら約40%ですが、室温が20度まで下がると湿度を50%に上げて体感温度もアップ。室内は常に快適です。

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