ITmedia NEWS >

乾いた夫婦が使って分かったダイソン「AM10」の活用法(3/3 ページ)

» 2015年02月24日 18時58分 公開
[某編集部A,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

懐かしい便利グッズでもっと使いやすく

 さて、せっかく遠くまでミストを飛ばせるのなら、それを活用しない手はありません。わが家では、リビングルームに加え、隣接した寝室にも風が送りこめる場所に「AM10」を設置しました。わざわざ移動させなくても、向きを変えるだけで2部屋を潤すことができます。

水タンクの容量は3リットル

 ただ、タンクに水を入れた「AM10」は重いです。本体重量が3.4キロで、タンク容量は3リットルですから、満水時の総重量は約6.4キロ。女性でも向きを変えることはできますが、水をこぼしてしまう心配もあってやりたくはありません。「AM10」は扇風機でもあるので、“首振り機構”があるといいと思います。

 そんな時、ダンナが押し入れから妙なものを引っ張り出してきました。かつてテレビやパソコン用のディスプレイが厚型(ブラウン管)だった時代に使っていた「ティスプレイ回転台」というアイデア商品。薄い円形の台にベアリングが入っていて、重いものを載せても簡単に向きを変えることができます。試しに「AM10」を置いてみると、安定したままスムーズに回りました。なるほど便利です。

「ディスプレイ回転台」。ちょっと大きいけど、スムーズに回ります

 さらにAmazonで調べてみると、「ディスプレイ回転台」には根強い需要があるのか、さまざまな種類の製品が売られていました。その中で、「AM10」と全く同じ直径22.2センチの製品を見つけ、思わずクリック。まさか薄型テレビ全盛の時代にディスプレイ回転台を新調するとは思いませんでしたが、届いた回転台に「AM10」を載せると、(当たり前ですが)ピッタリです。

「AM10」の底面と全く同じサイズの「ディスプレイ回転台」を見つけて購入。海外製のようでパッケージは英語でした

 ちなみに購入したのはサンワダイレクトの「CR003」という製品。ベアリングは入っていない廉価タイプのため、最初に使った回転台に比べると回転はかなり重めですが、あるとないとでは大違い。見た目もすっきりして満足度は高いです。ただし、カラーはブラックのみでした。

寝室を加湿中。くるりと回してリビングも加湿できます

 さて、ダイソン「AM10」が家に来て1カ月以上が経過しましたが、乾燥肌のダンナはまだ皮膚科に行っていません。もちろん東京の寒さが昨年より穏やかということもあると思いますが、やはり毎日欠かさずに加湿するようになったのは大きいでしょう。私も喉の痛みを感じる朝が減りました。

 ちなみにダンナは極度の暑がりでもあり、冬だというのに、お風呂上がりには「AM10」の前で気持ち良さそうにミストを浴びています。「使い方が違う」と言っても「除菌されているから大丈夫」とズレた返事しか返ってきません。

 まあ、確かにあの写真を見た後、ほかの加湿器で同じことをしようとは思いません。“安全”も加湿器に求められる性能の1つと実感した今日このごろです。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.