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音声ガイド付きで簡単操作――ボーズのオンイヤー型Bluetoothヘッドフォンを聴くワイヤレスで行こう(2/3 ページ)

» 2015年02月25日 17時55分 公開
[山本敦,ITmedia]

接続方法やバッテリー残量を声で知らせてくれる「ボイス・プロンプト」を搭載

 コンパクトな本体は153グラムと非常に軽量でもある。イヤーカップがヘッドバンドの内側に小さく折り畳めるので、使っていないときには付属のキャリングポーチに収納して、鞄に入れてスマートに持ち歩ける。

本体はコンパクトに折り畳める

キャリングポーチに入れれば持ち運びもスマートに

 ベロア素材のヘッドバンドとイヤーパッドは肌触りが良い。低反発素材のクッションは柔らかく心地良い装着感が得られるだけでなく、遮音性が高くパッシブなノイズキャンセル効果が生まれる。電車の中など公共交通で移動中は便利だが、街歩きの際には周囲の歩行者とぶつからないよう気を配りながら使いたい。

ヘッドバンドは内側が低反発素材のクッション、外側も布地でスタイリッシュに仕上げている

 スマートフォンとのペアリングはとても簡単だ。スマートフォン側はBluetooth機能をオンにして、ヘッドフォンの右側ハウジング表側に付いている電源ボタンを押して起動する。ヘッドフォンの側では新しく搭載された「ボイス・プロンプト」の音声ガイド機能が起動する。このボイス・プロンプトはヘアリングの手順を音声でナビしてくれたり、2度目のペアリング以降は起動するたびに本体のバッテリー残量やペアリングしている機器の名前を読み上げたりと、至れり尽くせりだ。日本語音声にも対応しているが、自動音声がかなりたどたどしい感じで語りかけてくるので、使い慣れてきたら音声は英語に変更してもいいかもしれない。

 なおペアリングについては、シンプルにヘッドフォンとスマホなどのBluetooth対応機器を1対1でつなぐだけでなく、最大8台までの機器登録と、最大2台までの同時使用もできるマルチポイント機能をサポートした。

 右側イヤーカップのエッジ部分には、楽曲送りや再生・停止操作のコントローラーボタンを配備。本体を装着して、スマホをポケットやバッグに入れたままでも操作ができる便利さは、一度体験して使い慣れてしまうと手放せなくなるものだ。

音声通話をサポートする「アダプティブ・オーディオ・アジャストメント・テクノロジー」のためのマイクを搭載

 内蔵の充電バッテリーはUSB充電ができて、およそ3時間でフル充電になり、約15時間の連続音楽再生に対応する。本体の電源ON/OFFは右側イヤーカップの表側に付いていて、ヘッドフォンを身に着けたままでも操作がしやすい。バッテリーが切れた場合も付属のケーブルでつないで有線リスニングもできる。

 カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。ともにアクセントのカラーにブルーを配置。シンプルだけれど、表面のマットな仕上げと相俟って上質な風合いに仕上げられている。キャリングケースの色やケーブルも本体色に合わせた。イヤーパッドだけでなくヘッドバンドも非常に柔らかいので、長時間音楽を聴いていても負担は少なかった。

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