橘十徳の「自腹ですが何か?」
胸ポケットに挿して使えるソニー製スティック型ICレコーダー「ICD-TX650」(1/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
以前、この連載でパナソニックのスティック型ICレコーダー「RR-XP007」を紹介したが、このICレコーダーは今でも取材時の主力機として元気に動いている。仕事柄、ICレコーダーは数多く保有しているのだが、いつのまにか「RR-XP007」がもっとも使用頻度が高くなってしまった。
普通のICレコーダーとは異なり、クリップの付いた軽量なスティック型ならばジャケットやシャツの胸ポケットに挿しておけるので、展示会などであちこちのブースを回りながら話を聞くような場合にも、さりげなく録音できる。クリップのないICレコーダーでは胸ポケットに入れると中に入り込んでしまうので、とても使いにくいのだ。
どうしてパナソニック以外ではこのような形状のICレコーダーを出さないのかな、と疑問に思っていたところ、ちょうどソニーからも同じようなコンセプトの製品が発売された。「ICD-TX650」である。この製品、値段が高めなのでちょっと買うのを躊躇(ちゅうちょ)していたのだが、物欲が抑えられず、とうとう購入してしまった。
価格はビックカメラ楽天市場店で、価格は税・送料込み1万3500円。実際に手にとって使ってみると、この値段でも納得した。確かに「RR-XP007」も使いやすいのだが、「ICD-TX650」のほうが随所にそれを上回っている部分が多く、ワンランク上の使い心地を感じられたからだ。
内蔵充電池で薄型化を実現
まずは形状だが、「RR-XP007」に比べてかなり薄く、一回り小さく見える。これは「RR-XP007」がバッテリーに単四形乾電池を使用しているのに対して、「ICD-TX650」は専用のリチウムイオン充電池を内蔵しているというのが大きい。ただし、これを短所と感じる人も中にはいるかもしれない。単四形乾電池なら外出先で切れてもコンビニで調達できるが、専用電池だと充電し直さなければならないからだ。
ただし「ICD-TX650」の場合、約3分の充電で約1時間の録音ができる「急速充電」という機能がある。場合によっては電池を買うよりもこちらのほうが便利かもしれない。
「RR-XP007」に比べて液晶が精細で見やすいのも特徴だ。再生時はフォルダー名、ファイルの数、再生時間、電池残量などが一覧できるのでとても見やすい。背面のクリップも幅広で胸ポケットに挟むのにちょうどいい。重量は約29グラムとかなり軽く、付けていることを忘れてしまうほどだ。
カラーはブラック、ピンク、シルバーの3色から選べる。上部にはステレオマイクとヘッドホンジャックが付いており、外部マイクを付けられる。操作ボタンの数は左横に集中しており、再生/早送り/早戻しのボタンと、オプションボタン、ホームメニューボタン、音量ボタンと豊富なので、慣れてしまえばこちらのほうが操作性がいい。
メモリカードスロットは搭載されておらず、メモリは内蔵のみ。これは「RR-XP007」も同じだが、「RR-XP007」の内蔵メモリが4Gバイトなのに対して、「ICD-TX650」は4倍の16Gバイトも搭載している。これはICレコーダーの内蔵メモリとしてはかなり大きめで、MP3(192kbps)の場合は178時間も録音できる。これなら長期の出張でもメモリが足らなくなる心配がないし、音楽や英会話などのファイルを入れる余裕もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
橘十徳の「自腹ですが何か?」
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
2
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
3
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
4
トランプ大統領、「AI Force」創設を表明 「AI脅威論はでっちあげだ」
-
5
Googleの「Gemini」も能力テスト中に実在企業3社に侵入──WSJ報道
-
6
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
メインで使うスマホ、Androidが54.1%でiPhoneを上回る 40代以上の最多シリーズは「AQUOS」
-
9
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
10
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR