テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(以下、TAD)は8月28日、「Evolution」シリーズの新製品として、ディスクプレイヤー「TAD-D1000MK2」、パワーアンプ「TAD-M2500MK2」、スピーカーシステム「TAD-CE1K-KJ」を発表した。9月中旬から順次発売する。
型番 | 概要 | カラー | 希望小売価格(税別) | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
TAD-D1000MK2-K | ディスクプレイヤー | ブラック | 160万円 | 9月中旬 |
TAD-D1000MK2-S | ディスクプレイヤー | シルバー | 160万円 | 9月中旬 |
TAD-M2500MK2-K | 2chパワーアンプ | ブラック | 168万円 | 9月中旬 |
TAD-M2500MK2-S | 2chパワーアンプ | シルバー | 168万円 | 9月中旬 |
TAD-CE1K-KJ | スピーカーシステム | ブラック | 84万円(1本) | 11月中旬 |
「TAD-D1000MK2」は、2013年に発売したCD/SACDプレイヤー「TAD-D1000」に電子ボリュームを追加した。パワーアンプと直接接続し、「プリアンプを介さないシンプルな構成のシステムができる」(同社)。また電源トランスの容量アップなど電源回路を改良。新開発のインシュレーターを採用するなど細部をブラッシュアップしている。目指したのは「中低域の濃厚さ、低域の量感アップ」という。
一方の「TAD-M2500MK2」は、2010年に発売したパワーアンプ「TAD-M2500」の進化版。電源回路やスピーカー出力回路を低インピーダンス化するチューニングを施すとともに「TAD-D1000MK2」と共通の新型インシュレーターを採用した。また外観イメージを合わせるため、トッププレートの表面処理をヘアライン加工に変更している。
スピーカーの「TAD-CE1K-KJ」は、昨年リリースした「TAD-CE1」のカラーバリエーションだ。同軸スピーカーユニット「CSTドライバー」やエンクロージャーの両サイドに設けたスリット状のバスレフポートなどが特徴。今回はエンクロージャーの全周を高光沢のピアノブラック塗装を施し、サイドに装着しているアルミパネルもつや消し黒で仕上げた。なお、同社では「TAD-D1000」「TAD-M2500」オーナーに向けてMK2へのバージョンアップサービスを提供する計画だ。
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