フォステクスカンパニーは11月18日、バックロードホーン用フルレンジスピーカーユニット「FE108-Sol」と、バックロードホーン型スピーカーボックス「BK108-Sol」を販売すると発表した。
FE108-Solは、10センチコーン形フルレンジスピーカーユニット。ESコーンと同社独自の2層抄紙技術を組み合わせた剛性のある振動板を搭載し、直径100ミリの大型フェライトマグネットを採用した磁気回路は、ポール部に銅キャップを被せることで電流ゆがみを低減。磁気回路を支えるフレームには、剛性の高いアルミダイキャストフレームを採用し、エンクロージャーへの不要な振動を抑えた。基本スペックは、インピーダンスが8オーム、最低共振周波数が70Hz、出力音圧レベルが90dB/W(m)、重量が1.2キロ。発売予定日は12月初旬で、価格は1万9000円(税別)。2000台の限定販売となる。
BK108-Solは、スピーカー端子に同社の「T150B金メッキ銅ターミナル」を採用したバックロードホーン型のスピーカーボックス。バッフル、サブバッフルなどの素材はシナ合板で、仕上げはクリア塗装。後方の下部には、重りなどで重心を変更できるスペースがあるため、低音の調整も行える。スピーカーユニットは付属しないが、同社の製品ではFE108-Solに適合する。ホーン長は220センチで、グリルおよびターミナルを含む外形寸法は幅30×高さ88.2×奥行き44.センチ。重量は約11キロ。発売予定日は12月中旬で、価格は5万8000円(税別)。100台の限定販売となる。
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