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フォステクス、ハイレゾ対応DAC内蔵アンプやスピーカーを10月中旬発売ついにハイレゾ対応

» 2015年10月13日 16時30分 公開

 フォステクスカンパニーは10月13日、FOSTEX(フォステクス)ブランドからパーソナル・アンプ「PC200USB-HR」、ボリュームコントローラー「PC100d-HR」、バックロードホーンスピーカーシステム「BK40H」を発表した。価格はPC200USB-HRが1万7800円、PC100d-HRが9800円、BK40Hがペアで1万2800円(すべて税別)。いずれも、10月中旬発売予定。

PC200USB-HR

PC200USB-HR

 本製品は、2014年発売のPC200USBをベースにハイレゾに対応化、アンプ部も従来の5ワット+5ワットのアナログから、15ワット+15ワットのデジタルアンプへと強化している。別売のハイレゾ対応スピーカーシステム「P802-S」(2015年発売、価格はペアで1万円)との接続でコンパクトなハイレゾ対応PCオーディオシステムの構築が可能になった。

 再生周波数特性は20〜4万Hz(8オーム時)、インピーダンスは32オーム以上、全高調波ひずみ率は0.1%。インタフェースは3.5ミリステレオミニ×1、USBコネクターB。対応サンプリング周波数は32、44.1、48、88.2、96kHz/16、24bit。

 本体サイズは95(幅)×86(奥行き)×52(高さ)ミリ、重量は約363グラム(機材含まず)。USBケーブル(1メートル)、スピーカーケーブル(1.5メートル)×1セット、ACアダプターが付属する。

PC100d-HR

PC100d-HR

 PC100d-HRはDAC搭載ボリュームコントローラー。角型光デジタル入力(S/P DIF)を搭載し、ハイレゾにも対応した。

 DAC部は、最高192kHz/24bitまで対応。ハイレゾ音源の入力も可能だ(PCM方式のみ対応)。出力はRCAピン端子に加え、3.5ミリステレオミニ(最大出力20ミリワット+20ミリワット)も搭載。ヘッドフォンアンプとしても利用できる。

 本体サイズは66(幅)×70(奥行き)×44(高さ)ミリ、重量は約210グラム。ACアダプター、電源用USBケーブル、RCAピンケーブルが付属する。

BK40H

BK40H

 BK40Hは、コンパクトサイズのバックロードホーンスピーカー。3ピースの木製エンクロージャーを採用し、リアルな中域とサイズを超えた低音再生を実現するという。本体カラーはブラックとホワイトの2色展開。

BK40Hはスラントデザインを採用

 40ミリ径フルレンジスピーカーを採用する。2個の大型マグネットを搭載して駆動力を高めた。定格入力は2ワット(最大入力6ワット)、インピーダンスは8オーム。再生周波数帯域は100〜3万2000Hz、感度は78db/ワット(1メートル)。

 本体サイズは、73(幅)×166(奥行き)×209(高さ)ミリ、重量は約950グラム(1台あたり)。スピーカーケーブル(1.5メートル)×2本が付属する。

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