米国からやってきた「チョップドサラダ」をご存じでしょうか。野菜を小さく切ったサラダのことで、ビンに詰める「メイソンジャーサラダ」に続く新しいスタイルのサラダとして注目を集めています。「チョップドサラダ」で検索するとレシピや専門店の情報がずらり。ニューヨークの専門店が日本に上陸して人気を集めていたりします。
チョップドサラダの良いところは、まず1つ1つの野菜が細かいため、とても食べやすいこと。スプーンでぱくぱく食べられるので、野菜をたくさん食べられて、食事中もドレッシングが飛び散ったりすることがありません。またアーモンドなどのナッツ類を一緒にチョップするため、香ばしくておいしい。さらにチキンやパスタを加えれば、お腹も満足の「主食になるサラダ」となります。ダイエット大国・アメリカで人気があるというのも頷けます。
そんなチョップドサラダを家庭で手軽に作れるというアイテムが、フィリップスから発売されました。あの「ノンフライヤー」で一世を風靡し、「ヌードルメーカー」も話題になった同社の“新調理家電”第3弾です。詳しい仕様などはニュース記事を参照していただくとして、さっそくチョップドサラダの作り方を紹介していきましょう。
今回は、製品に同梱(どうこん)されているレシピブックに掲載されていたチョップドサラダを、家にあった食材でアレンジしてみました。まず、きゅうり、にんじん、キャベツなどの野菜を適当な大きさ(バスケットに入るサイズ)に切り、カップにバスケットとブレードをセットしたところに入れます。さらにミックスナッツをパラパラと入れたら、カバーをして本体をのせます。
このとき野菜を入れ過ぎてしまうと、カバーが浮いてしまい、本体の安全スイッチが働いて、動かないので要注意。カバーをきっちり閉めないと、動かないようになっています。
しっかりカバーをセットして電源オン。上から本体を押し下げるとブレードが回転し、ほんの数十秒で、細かく均一にカットされた野菜がバスケットの網目からパラパラと落ちてきます。
不思議なことに野菜から水分が出ていません。メーカーは「ドライピースカット」と表現していますが、1分間に約1500回転と低速でブレードを回転させることで、無理な力を加えない構造になっているのでしょう。サラダがべちょべちょにならず、みずみずしいまま食べられるのはありがたいですね。ただ、もともと水分の多いレタスやトマトはカットできないので注意してください。
あとは野菜にドレッシングなどをまんべんなく混ぜ、盛りつければできあがり。実に手間いらずです。今回はヘルシーさにこだわり、バルサミコ酢を使いましたが、レシピ通りシーザーサラダドレッシングやマヨネーズを使ってもおいしいです。
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