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出席確認で健康状態を報告するのは“埼玉県”が発祥?

» 2016年04月01日 06時00分 公開
[ITmedia]

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 小学校で出席を取る際、「○○さん」と呼ばれたら「はい」と応答するのが普通ですよね。しかし、埼玉県では、何故か出席確認をするときに自身の健康状態を言う風習があります。なので、先生から「○○さん」と呼ばれたら生徒は「はい元気です」と答えます。

 これは、その日の生徒の健康状態を教師側が記録し、生徒の様子を確認するために始めたそうです。ちなみに元気がないときは「はい、のどが痛いです」や「はい、お腹が痛いです」など症状と合わせて答えます。

 埼玉を中心に関東圏で広まり、この風習を知っているかつての生徒たちが、教師として全国的に広めたのではないかといわれています。

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