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「ルンバ」だけの便利アイテム! 「バーチャルウォール」活用法(2/3 ページ)

» 2016年05月07日 06時00分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

「ヘイローモード」の便利なところ

 最新の「デュアルバーチャルウォール」は、ハイエンドモデル「ルンバ980」に付属しているスリムなタイプだ。ルンバ980は内蔵のカメラを使って室内のマッピングを行い、自らの力で複数の部屋を掃除してまわることができる。つまりロボット掃除機自体の機能向上によってライトハウス機能を使う必要がなくなり、バーチャルウォールもシンプルになった。

「デュアルバーチャルウォール」。単三形乾電池2本で動作するため、本体もスリム化された。デザインも従来のバーチャルウォールに比べるとかなり洗練されており、インテリアの中にあってもあまりジャマにならない

 「デュアルバーチャルウォール」には2つの動作モードがある。まず「バーチャルウォールモード」では、設定した方向に約3メートルの見えない壁を作り出し、ルンバがその先に進入することを防ぐ。一方、新機能の「ヘイローモード」は、設置した場所を中心に半径60cmの円形に進入不可エリアを形成することができる。例えば鉢植えやペットのエサ皿など、動かしたくないけれどルンバにぶつかってほしくないモノがあるときに便利だ。

「デュアルバーチャルウォール」のモード切替スイッチ。上にスライドさせると「バーチャルウォールモード」、下にすると「ヘイローモード」
「ヘイローモード」では上のリフレクターに赤外線を反射させ、周囲に拡散する仕組み
「ヘイローモード」は設置した場所を中心に半径60cmの円形に進入不可エリアを形成する。さっと片付けられないとき、中心にポンと置くだけでルンバは入ってこない

「バーチャルウォール」設置のコツ

 設置時に注意したいのは、 「赤外線を阻害する置き方をしないこと」(山内氏)。例えば植木鉢の横に「ヘイローモード」のデュアルバーチャルウォールを置く場合、植木によって赤外線が遮られ、反対側に進入禁止エリアができない可能性もあるからだ。また、「バーチャルウォールモード」の場合、赤外線は広がりながら進むという点にも注意したい。

突然ですがクイズです

ルンバに左側の部屋に入ってほしくない場合、正しいバーチャルウォールの置き方は1〜3番のどれ? 答は次のページ

1番
2番
3番

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