仕事柄というよりも、かなり個人的な趣味で睡眠関連には興味があり、気持ちよく眠れる寝具には目がありません。特に敷き布団は大事! なぜなら、寝返りの打ちやすさがそのまま眠りの質に直結するからです。
体型、とくに体重が敷き布団に及ぼす影響は大きく、重たい人(例えば自分!)が柔らかい布団で寝ると体が沈み込んでしまいます。ふわっと包まれるその感触は気持ちよく感じるのですが、寝返りを打とうとすると沈んでいる分パワーが必要になるのは想像しやすいです。肌の接触面積が広くなるせいで熱もこもりやすくなり、熱くて入眠しにくくなったり、就寝中はその寝返りの打ちにくさが中途覚醒につながったりするので、自分にあった敷き布団選びというのは、快適な睡眠のためにとても大切なのです。
つまり、起きているときの触感ではなく、寝ているときの快適さを優先しなくてはいけません。いつもこんなことを考えながら選んでいます。
そして最近、すばらしい製品に出会いました。睡眠の研究でも知られる寝具メーカー「エアウィーヴ」が作った初の3つ折りマットレス「 マットレス スマートZ」です。
以前、体験したのは、和室用のマットレス「エアウィーヴ 四季布団 和匠(わしょう)・二重奏」(以下、二重奏)でした。ここで初めて「エアウィーヴ」のすごさに唸ったわけですが、ちょっと私には気軽に手が出せないお値段で、泣く泣く諦めたのです。
今回登場した「マットレス スマートZ」は、完全に3つ折りできるタイプで、かなりリーズナブルな価格に抑えられています。二重奏のように部分的に反発力は変えられていませんが、ポリエチレン製のエアファイバーの厚さは約2.5cmで、下にポリエステルのクッション材があり、全体の厚みが約9cmもあるので、これ1枚あれば敷き布団はOK。
横になったときに底打ちの心配もありません。高反発ですが、ちゃんと体は受け止める柔らかさはもっていて弾力もバッチリ。横になると「あ〜、やば〜い」と思わず声がでてしまうほどでした。
完全に3つ折りできるので、押し入れなどに適切なスペースがあれば収納も可能。外側のカバーだけでなく、エアファイバーもクッション材も洗えるので、清潔さも保てます。ただし、布団乾燥機は使えないそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR