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話題のトースターを使ってみた――「Aladdinグラファイトグリル&トースター」編(1/3 ページ)

» 2017年05月06日 06時00分 公開
[すずまりITmedia]
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 最近トーストが美味しく焼けるというトースターが話題です。そこで今話題のオーブントースターを3台使って食べ比べてみることにしました。

 今回取り上げるのは、アラジンの「グラファイトグリル&トースター」(AET-G13N)、バルミューダの「The TOASTER」、タイガー魔法瓶の“コンベクション オーブン&トースター やきたて”「KAS-G130」(以下、やきたて KAS-G130)の3台で、全3回に分けてお届け。1回目の今回は、「Aladdin(アラジン) グラファイトグリル&トースター」をご紹介します。

開始からわずか0.2秒で立ち上がるトースター

Aladdin「グラファイトグリル&トースター」
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製品概要

型式:AET-G13N(W)

販売元:日本エー・アイ・シー株式会社

発売日:2015年9月1日


 まずご紹介するのは、クラシックなデザインが目を引くAladdinの「グラファイトグリル&トースター」です。クラシックなデザインなのにどこかモダンで、インテリアとしても置いておきたくなる、味わいあるたたずまいが大きな特徴です。

 しかし見た目だけではありません。意外と庫内は広く、トーストが1度に4枚焼けるほか、25cmのピザも焼けます。蓋も兼ねるグリルパンが2枚、グリルネットが1枚付属するので、油なしでのグリル調理やフライ調理、蒸し料理などもできるなど多彩。

 設定できる温度は、100、120、140、160、180、200、220、240、260、280℃。タイマーは最大15分まで1分刻み。

温度と加熱時間を設定するだけのシンプルさ

 熱源に独自技術である遠赤グラファイトヒーターを採用することで、タイマーをセットするとわずか0.2秒で立ち上がります。一般的なヒーターと比べて、立ち上がり時間が約30%早いイメージ。これは温度比率では最大5倍の温度差が生じるというからパワフルです。そのため、食パンなら表面を短時間で焼き上げることで、内部の水分を閉じ込めるため、外はサクッ、中はもちっとした焼き上がりになるのだそうです。

庫内の様子。上部にグラファイトヒーター 1本、下部に石英管ヒーター2本があります
通常は焼き網を乗せてつかいます
どちらかが蓋(ふた)を兼ねられるグリルパンが2つ付属
蓋をしないでグリル
蓋をすれば蒸し料理もできます
グリルパン用のアミも付属。ノンフライ調理や総菜のあたために使えます
本体下部にはパンくずトレイも

 ちなみに家電製品もデザインに注目が集まりやすい昨今ですが、Aladdinのトースターは、流行にのったわけではありません。実はそのデザインのベースは80年以上の歴史を持ち、いまもなお世界中で愛されている石油ストーブ「アラジンブルーフレーム」。その独特の存在感や価値を、電気暖房機やオーブントースターへ展開したのだそうです。

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