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話題のトースターを使ってみた――「Aladdinグラファイトグリル&トースター」編(3/3 ページ)

» 2017年05月06日 06時00分 公開
[すずまりITmedia]
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揚げない唐揚げ作りにトライ

 ノンフライ料理も試してみました。その代表は、やはり唐揚げでしょう。そこで、いつもと同じ要領で味付けをし、小麦粉をまぶした鶏もも肉をアミを乗せたグリルパンに並べ、取扱説明書通りに260℃で12分調理してみました。

 さすがに油で揚げた唐揚げとは食感に違いはありますが、しっかり中まで熱が通り、唐揚げっぽく仕上がりました。中はとてもジューシーで、皮のパリパリした食感との対比が美味しい1品になりました。

 カロリーを抑えられるだけでなく、実際の揚げものと違って、油の処理がいらず、中に入れたらチーン!というまでお任せしておけるというのはオーブン料理のいいところ。健康が気になる方におすすめです。

下味をつけた鶏肉に、いつものように小麦粉をまぶして並べます
焼き時間はわずか12分。途中、皮が焼けるジュージューといういい音が響き渡ってたまりませんでした
皮がバリッとしていて食べ応えがあります
中はとてもジューシーでした

天ぷらや揚げものの温め直しもGOOD!

 最後に、スーパーのお総菜コーナーで買ってきたさつまいもとイカのてんぷら、ハムカツの3品を温め直してみました。

スーパーで買ったハムカツ、さつまいもの天ぷら、イカの天ぷらの3品を同時に温めてみます

 通常はアルミホイルの上で加熱することが多いのですが、今回は「グラファイトグリル&トースター」付属のグリルパンとアミを使っています。

 加熱時間は取扱説明書を参考に、180℃で6分。すると、思いのほかカラッと温め直すことができました。いずれの衣の歯ごたえも軽く、特にイカの天ぷらはサクサクでした。アミとグリルパンの間に隙間があるため、余分な油はグリルパンに落ち、裏側が油でべったりしにくいところも魅力です。

180℃で6分間加熱します
イカ天の衣の一部がちょっと焦げましたが、全体的にサクサク感がでました
特にイカ天の衣の歯ごたえはよかった!
イカ天から油が落ちているのが分かります
アルミホイルを使うと、洗いものがでなくて便利ですが、その分食材の底が油でじっとりしてしまいがち

毎朝おいしいトーストが食べられて、普段使いにも便利!

 「グラファイトグリル&トースター」は、そのデザイン性の高さから、見た目だけではないかと思う方もいるかもしれませんが、まったくそんなことはありませんでした。

 特別なプリセットボタンも持たず、温度と時間をセットするだけの、とてもシンプルなトースターですが、加熱開始からわずか0.2秒で立ち上がるそのパワーのおかげで、さっくりと美味しいトーストが楽しめると分かりました。焼き色こそ薄いものの、1.5分と軽く焼いたトーストのサックリした歯ごたえはたまりません。

 しかも調理やあたためまで広くカバーするので、気が向いたときにちょっとしたオーブン料理や蒸し料理を楽めるくらいの性能はほしいという方にぴったり。

 本体に温度や時間の推奨設定値が分かる表などは記載されていないので、慣れないうちは取扱説明書を参考にセットしなくてはいけません。しかし、あの焼き加減、歯ごたえは試す価値十分。トーストを主目的として購入してもまったく問題ないでしょう。4枚同時に焼けることもあり、忙しい朝にきっと活躍してくれるはずです。

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