The TOASTERで1度に焼ける食パンは2枚まで。当然直径約25cmの冷蔵ピザを丸ごと入れることはできません。そんなときは半分にカットして入れればいいのです。そのときチーズトーストモードを使うと、冷蔵ピザがいつもよりちょっとおいしくなりそうです。
実際、マルゲリータピザを半分にカットし、1/2枚は「チーズトースト」モードで5分、残り1/2枚をクラシックモードの230℃で5分焼いてみました。すると、クラシックモードは生地のふちがドライでバリッと硬めに。チーズトーストモードで焼いたピザは、こんがり焼けつつもどことなく生地に柔らかさが残るような気がしたのです。
もちろんクラシックモードでも温度や時間を調整すれば焼き加減はお好みに変えられますし、アルミホイルの有無でも変わってきますが、生地はしっとり、チーズはぷくぷくさせたい方は「チーズトースト」モードで焼いてみるといいでしょう。生地に厚みがでるほど、違いがでそうな気がしています。
毎朝必ずトースト、という方なら間違いなく買って損はないThe TOASTERですが、トーストやパンの頻度がさほど高くはないという方は、クラシックモードの活用も必要になるでしょう。買ってきたお総菜を温め直すのにもオーブントースターは欠かせない存在だからです。
そこで、スーパーで買ってきた竜田揚げやさつまいもの天ぷら、イカ天、メンチカツを温め直してみました。いずれもクラシックモードで170℃で6分。水は使いません。すると、派手な焦げもなく、理想に近い衣らしさを保ったまましっかり温まりました。これなら安心! 最新モデルがワット数ではなく温度表示というのも、調理に使いやすいのでポイントアップです。
1つ残念な点があるとすれば、専用の天板やアミがまったく付属していないことです。今回はアルミホイルを2重にして食材を並べましたが、庫内に入るサイズの天板やアミを別途用意するといいでしょう。
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