5月13日(土)と14日(日)の両日、「東京国際フォーラム」で日本オーディオ協会主催のオーディオイベント「OTOTEN 2017」が開催される。80を超える企業や団体が出展する日本最大級のオーディオイベントで、入場は無料。期間中に2万人の来場を見込む。
今回のOTOTENは大きく変わる。OTOTEN(音展)の前身はオーディオとホームシアターの専門展示会「A&Vフェスタ」で、2008年までは「パシフィコ横浜」で開催していた。2009年に「オーディオ&ホームシアター展」(通称:オトテン)を名乗り、お台場の「TIME24」ビルや秋葉原の「UDXビル」に場所を移したが、ハードウェア中心の展示内容、そして年末商戦前の秋に行われる点は同じだった。
しかし今年はイベント自体を春に開催することとし、会場もJR有楽町駅からほど近い国際フォーラムに変更。ハードウェア中心の内容も抜本的に見直し、主催の日本オーディオ協会は、「国内初のストリーミングおよびハイレゾ配信など音源との一大コラボレーション」をうたっている。
初日の基調講演には、「ストリーミングで広がる、オーディオの新たな可能性」と題してスポティファイジャパンの玉木一郎社長が登壇する予定。また各音楽ジャンルで活躍するアーティスト7人を「OTOTEN大使」に任命し、会場でライブを行い、別室でハイレゾ音声によるライブストリーミングのデモンストレーションを披露するという。
展示内容も、これまでのオーディオファン向けの内容に加え、20〜30歳代の音楽リスナーなどにターゲットを広げた。従来のホームオーディオ、ハイレゾ音源関連製品のほか、スマートフォンやヘッドフォン、カーオーディオなどに守備範囲を拡大する。
ただし、オーディオ専門誌による各種セミナーや「音のサロン」も健在。最新アンプやスピーカーの聴き比べイベントなどが予定されているほか、初披露となるオーディオ新製品も多い。
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