今回紹介する「MAmoria it」(マモリア アイティー)は、地震の揺れを感知して自動的に点灯するLEDライトだ。緊急速報メールがスマホに転送されるとブザーが鳴る機能や、天気を知らせる機能を搭載しているほか、ホルダーから外せばハンディライトとしても使える。
Bluetooth対応のLEDライトというと、スマホを使って調光や調色を行える照明器具を思い浮かべる人が多いと思うが、今回紹介する「MAmoria it」はひと味違う。このライトは地震の揺れを感知して自動的に点灯する防災用のライトで、スマホと連携させた状態で、緊急速報メールがスマホに配信されると、ブザーと光で知らせる機能を搭載している。ホルダーから外して手に持てば、ハンディライトとしても使用可能だ。
このほか、毎日定時になるとライトで天気を知らせる機能も搭載している。防災対策として有効なだけでなく、普段使いも可能なこの製品、日頃から大地震の発生に不安を感じている筆者にはなんとも魅力的で、auショップで先行発売していたので思わず買ってしまった。価格は3980円(税別)。
この製品は、LEDライト本体とホルダーに分かれており、電源はLEDライト本体に単三形乾電池を2本使用する。ホルダーには感震装置が搭載されており、揺らすとカタカタと音がする。なお、ホルダーには電源は不要だ。
重量は本体が約140g(電池含む)、ホルダーが約75g。LEDライトとしては握りが少々太く、重量もある。本体デザインは水滴のような形をしており、スライド式の電源スイッチと、ライトを点灯、消灯させる押しボタンスイッチの2つを搭載しているほか、上部にはスピーカーと思われる細かい穴が空いている。
背面は電池カバーになっており、こちらに単三形乾電池を収納する。自分が購入したものは、電池カバーのしまりが悪く、外れてしまったことが何回かあった。
底面はLEDライトの発光面となっている。明るさについては、ハンディライトとしては少々非力さを感じるが、緊急用としては十分に使えると思う。ホルダーにはドッキングピンが2つあり、ここにLEDライトの窪みを合わせながら設置する。この状態で、震度4クラス以上の振動を検知すると自動的にライトが点灯する仕組み。ライトの点灯時間は約30分間となっている。
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